閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

仮想通過の信頼性

2018-01-27 08:07:58 | 閃き
先日のビットコインの暴落に続き、NEMの大量流出が大きく報じられている

大量流出といっているが、要は盗まれたのと同じにならないのだろうか

簡単に言えば、参加する人が各自名簿を持っていて誰がどれだけ持っているのかをお互いに監視し合っていれば、盗まれた分を不正に市場で換金しようとする時に判明するから、例え流出しても心配無いのかもしれない

しかし、流出した事を他の持ち主に了解を取り、名簿を流出する前に戻す事ができなければ、実質上は盗難と同じであり、持ち主は盗難の被害者になる

この時、流出させた管理会社に責任を問えば、おそらく経営破綻して持ち主は泣き寝入りする事になる


これらの仕組みについて私自身理解していないので、これ以上は書くことはできないが、以前ブログに書いたようにこれら仮想通貨に対してなんら信頼の持てない状況を知りながらよくぞ大切なお金を投資することができるものだと思っている

確かに、国が発行する通貨は換金に多くの手数料が必要で、海外に行った時などレートの上下で食事1食分位影響が出る

それが世界的に共通な通貨を持てば手数料も返還レートも必要がなくなり便利になることは理解できているし、もしできたとしたら新しい可能性を秘めるビジネスが存在するだろう事も判っている

今回の事件については、私にとっては対岸の火事であり、不確かな投資に乗った者が背負うべきリスクの1つに過ぎないとも思っている


ネットバンクによる預金の盗難事件も相変わらず発生しているのだが、根本的に違うのは銀行本体から盗まれることは未だ無いということである

それほど銀行のセキュリティは固く守られているという証である

盗まれるリスクが高い銀行に預金した人の責任もあると言うことを忘れてはならない

仮想通貨も、値上がりするから、儲かるから買うのでは無く、便利だから安全だから買うという状態になる必要がある