閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

スーパーヒーロー

2018-01-18 16:46:35 | 閃き
先週の土曜日の寒い日に4歳の孫を連れて床屋へ行き格好良くしてくれという母親のリクエストを叶えた後で、散歩に行く約束をしていた

孫は朝早くから珍しく起き出して支度をして待っている

せかされるように身支度を済ませて孫と共に家を出た


モヒカン刈りにでもなりはしないかと心配していたが、格好良くなったヘアスタイルに孫も満足げである

その足でコンビニに立ち寄りお茶とおにぎりを購入して散歩に向かった

孫は探検がしたいから山へ行きたいと言うので大きな池のある山手の公園へ行くことにした


池の湖面には薄く氷が張っている

それでも鴨や水鳥たちは優雅に泳いでいる

そんな光景を見ながら池を半周ほどした所から急な土手を登ることにした

自分の背よりも高い急斜面を登るのは初めてなので、滑り落ちそうになるのだが、そこはキッチリとサポートを怠らない

小高い丘の頂点まで登った後は、池に注ぎ込む川の上流を渡る事にした

冒険は山を登り川を渡るものだと私自身が考えている証拠である

川を渡る時にぬかるんだ湿地帯は底なし沼になり、大きな岩は恐竜の化石になり、古い建造物は宇宙人の遺跡になる

松林の中で大きな檻を見付けた時は流石に孫も怖くなったようだ

再び湖畔に戻りおにぎりを食べて一休みして、湖畔を周って車まで戻り無事に帰宅した


家に帰って真っ先に母親に探検の報告をしたのだが、何と道案内した爺がスーパーヒーローになっていた

手をつないでしっかりとサポートしたお陰であろうが、本来は単身赴任している婿がなるはずであろう

でも、孫に爺はスパーヒーローだと言われてとても嬉しかったのは言うまでもない
コメント
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