閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

お見舞い

2019-07-29 06:14:00 | 閃き
今回、西に旅する目的はいくつかある

1つは若い時にお世話になった方がお亡くなって10年になるが、そのお墓参り

そしてもう1つは、兄のように慕っている方のお見舞いである

その方は癌で現在は自宅で静かにその時を待っている状態である

いつも一緒に会っている某会社の社長さんと連れ立ってご自宅へ行った


抗癌剤の副作用で膨れ上がっていた身体は、食事が摂れずに痩せ細って、知り合った当時を思い出させてくれる程若く感じた

言葉もしっかりとしていて、声だけを聴けばお元気なのかと感じる

おそらく最終ステージだろうが、何と声を掛けて良いか判らない

話題は昔話に終始した

時折、我々に会えて良かったと涙されるので、もらい泣きしていたが、それでも少しでも食べて生き長らえて欲しい気持ちを伝えるのが精一杯だった

また、二人でお見舞いに来るから元気を出して食べてくださいとお願いし、記念写真を撮ってお暇した

今回を最期にせずにまた、お会いしたいと願っている