言葉使い

頭痛が酷くなり、心配した妻に薦められ、会社に連絡を入れて朝早く病院へ出掛けた

取り敢えず初診受付で相談して神経内科に行く


神経内科の窓口で書類を差し出すと、受付の女性が

「これに記入してもらって良いですか？」と言う

症状や持病等を記入する用紙なのだが、それを言うなら「記入して下さい」だろ

良いですか？と尋ねるよりは、依頼か命令なのだから


検査の為にレントゲンとＣＴを撮ることになった

レントゲンは首回りを色々な角度から撮影する

その若い担当女性から又しても、「もう少しこっちを向いてもらって良いですか？」という

良いか？という問いにノーと答えてもよいのだろうか

向いて下さいか、向けますか？だよ



ＣＴの撮影では、もっと若い女性担当者が、眼を閉じて装置に横たわった身体を微調整するのに、無言で身体を押してずらそうとする

何をどうしたいのか理解出来ないので協力しようがない

言葉１つで何とでも出来るのに


診察室に戻り待っていると、向かいの眼科の患者であろう、お婆さんが男性看護師から注意を受けていた


「この目薬は市販と違って特殊なので、１日１０回は差しすぎです、MAXでも６回迄にして下さいね」

おいおい、お婆さんにMAXって大丈夫なの？

病院の言葉使いはどうなっているのだろうか

頭痛

孫が肺炎になり入院している

風邪だと近くの個人病院で言われ薬を投与していたが

改善しないので市民病院で再検査を行ったところ、ウィルス性の肺炎と診断され

急遽入院することになったのだ


婿は仕事で朝早く出掛けて行った

付き添っている長女は、入浴出来ないので交代してやらねばならない

妻と二人で朝から市民病院へ行った


孫は熱は下がったが、未だ具合が悪そうにしていた

足に固定した点滴の管が鬱陶しいのか、暴れては看護師さんを呼ぶ事になる


昼食を購入し、長女に食べさせた後、交代して、近くの銭湯へ行かせた

その間、愚図る孫をなだめすかして眠らせた


暫く休憩が出来ると安堵した時、頭に違和感を感じた

頭皮を触ると刺すように痛い

以前も同じ痛みを経験していたので、頭皮をマッサージした


普段なら直ぐに痛みが消えるのだが、何故だか痛みは増してきた

家に戻り、夕食を作って一杯呑んでも改善しなかった


ネットで調べると、原因はストレスだとか

考え過ぎない様にして、頭皮マッサージを継続している


弱った身体に症状が出始める

安易に考えず、体力を付け、生活環境を整えよう

揚げ足

広島で大きな災害が発生した

毎日犠牲者の数が増えている

誰もが予測出来なかった事態

被災者やご家族、知人に対してお見舞い申し上げると共に、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げる


天皇家の皆様も静養を中止される中で、夏休み中だった安倍総理が災害対策会議を終えた後、別荘に戻ったと各党が批判した


森、元首相の苦い経験もあり、ゴルフも途中で切り上げた安倍総理

夏休み中だからといって、別荘に帰り休んだとは思えない

戻らねばならぬ理由があったのだろう


災害の対策は首相官邸でしか行う事が出来ない訳ではない

大きな判断をするために周囲の関係者を召集したり、情報を収集する為には官邸の方が良いかもしれないが

そうでなければ安倍総理の所在と連絡が確保出来ていれば良いことだ

実際に軽井沢迄、往復しなければならない時間を費やしても必要な事なのだろう


それを揚げ足をとるように批判する野党の幹部達に腹が立った

揚げ足を取るように、チャンスと見て責め立てたのだろうが

上辺だけしか見ていない事を発表したに等しい


これだから野党は批判しか出来ないと言われてしまうのだ

パンク

別に理由は無いが、いつもより朝早くに家を出た

早いと言っても３０分程度の事だ

家を出る時に違和感を覚えた


車の右前輪がパンクしている

パンクは、ここ数年経験していない

慌てて引き返した


妻の車を借りようと思い家に入ったが、車のキーが無いと言う

孫が風邪を引いたので、長女が病院へ行くのに使用していた


キーを差したままかも知れないと言うので、たまたま仕事が休みだった婿と外に出た

キーは差したままになっていた

風邪を引いた孫を病院へ連れて行ったので、泣きじゃくる孫に気を取られたに違いない


すかさず、私は車に乗り込んだ


キーを回したが、ウンともスンとも言わない

バッテリー上がりだ

ワンツーパンチを食らった


仕方無く、パンクしたタイヤを交換する

婿はバッテリー上がりの対処に当たった


スペアタイヤに交換するのは訳無いが、朝から汗だくになる

素手で作業したので、手も真っ黒

家に入り、汗を拭い、手を洗って再び出発したのは、いつもの時間を少し過ぎた頃だった


こんな事が起こる


通常、起きない事が重なって事が大きくなる

事無く済んだのは幸運だった

子供番組

孫が１歳を過ぎ、最近は居間のテレビを占領されている

と言っても朝の話だ


朝のNHK子供番組は面白い

まだ理解も届かない孫が食い入る様に観入っている


子供番組の内容は１曲の歌とそれに合わせた映像が次々と流れる

その中に面白い物を見付けた


お笑い芸人のブラマヨが出演しているものだが

歌の内容は、電車の中での化粧はやめようというもので

若い女性の公衆マナーについて、子供番組で取り扱うとは意外だった

子供の頃から、しっかり教育しようという意図なのだろう


しかし、本来は家庭で母親がしっかり教えなければならないものだ

子供が真似るのは親の姿だから、子は親の鏡と言われるのだ


余談だが、ブラマヨの歌は下手で笑えるレベルでもないが、テーマに助けられている

何故、ブラマヨなのかとも思うが、ブラマヨならでは、なのだろう


言葉が話せない幼児が食い入るのは、歌と映像のなせる技

孫にもはっきり好き嫌いがある

嫌いな曲は画面を観ようともしない


NHKは当然この辺りの事を承知して制作しているのだろうが、凄い事だ


大きくなった時、きっと孫も電車の中で化粧はダメだと言うと期待している