マスク

夜になると微熱が続き、咳が酷くなり、眠れなくなる

そんな状態にようやくピリオドを打つことが出来た


家に帰り、お風呂に入って就寝

途端に汗を大量にかき、何度も着替えて朝を迎えると、微熱が無くなって平温になっていた

未だ、咳は出るものの随分身体が楽になった


仕事は常時マスクをしている

外出する時も欠かさずしている


マスクをしていて気付いた事がある

それは、何故か親切に接して戴けるということだ


風邪を引いているからと推測してみたが、違うような気がしている

それは、マスクをした状態で顔を見ると頭髪と目だけを見ることになる

あごのラインも隠せるので、太った丸いあごのラインも目立たない


眼鏡を掛けているが、目は大きくぱっちりタイプ

頭髪は白髪だが、薄くなく、どちらかと言えば長髪に近い


そっくりメイクのザワチンさんのマスクと同じで、マスクに隠れた部分は想像によるものだ

見る方が勝手に想像するので問題は無いのだが、おそらく私もそれと同じでは無いかと感じている


そう自覚すると、マスクが外せなくなってくる

マスクを取った途端、「あ～」という落胆の溜息が聞こえてきそうである


マスクを外して改めて鏡で我が顔を眺めてみると、風邪を引いたせいで６㎏
の減量になり少々やつれてはいるが、どう見てもでかい顔である

ガラガラ声が治るまで、カモフラージュしてみましょうか

北枕

１日仕事を終えた時、猛烈に身体が怠くなり定時で帰宅した

家に帰り検温すると相変わらずの微熱がある

たまらずベットに潜り込んだ

喉の痛みは緩和したが咳がひどい、とても休まる状態ではない


妻は近所の会合へ行くという

熱も下がったし食事会に魅力を感じているようだ

声が出ないが、食事には影響ない

残された私は何故私だけが改善しないのかと苛立たしかった


帰宅した妻がポツリと私に言った

北枕が良くないのかしら…

スマホで調べると北枕は悪くないと書かれている

しかし、偶然にも北枕にした頃からからだの調子が低下していると感じていた

妻に無理をいって西枕に戻した


すると驚くほど寝汗をかいてグッスリ眠った

まだ微熱は残っているし、咳も酷いが明らかに身体が楽である

こうなれば枕の向きとした方が納得が行く

ようやく本当に改善の兆しだ

ただ、左足に痛風の症状が出始めてきた

まともな食事と量を摂っていないのに何故だろうか？

勿論、酒は一滴も呑んでいない

まとめて治せという啓示なのであろうか

改善の兆し

日曜日はとても良い天気だった

外へ出掛けないと勿体ないと思うような清々しい日だった

しかし、我々夫婦はこの状況を改善すべく二人寝室に籠った


熱は下がったが少し寒気がする

節々が痛み身体が怠い

咳が止まらず喉の痛みで眠れないが、兎に角じっとしていた


一向に改善されないので、耳鼻咽喉科へ妻と受診した

二人とも風邪の他の症状は改善していたが、妻は声帯が炎症しているので声が出ない

二人並んで吸引する姿はこれきりにしたい


吸引と投薬のお陰で痛みが改善しているが、相変わらず咳がひどい

咳がひどいのに痛みが改善しているので眠ることが出来た

久し振りにグッスリ眠ったので随分身体が楽になった

発汗作用も元に戻り、大量の汗をかいた

もう少し、そう思えてきた

エヘン虫

土曜日の休日にも拘わらず、仕事へでた

未だ微熱があり、食欲も無く、咳が止まらず、喉が痛いのにだ


昨夜は一晩中咳と喉の痛みで熟睡出来ていない

妻に言わせると、一昨夜までよりも良くなっているとのこと

自覚している治癒状態と整合しているので感覚は侵されていないようだ


今朝、タンが出た

タンは久し振りなのだ

タバコを吸っていた当時はよく出ていたが、やめて以来出ることは無かった

それが、出たのでビックリした


タンは呼吸器周辺に付着した異物等が繊毛運動によって出されるのだと龍角散のＣＭで学んだ

エヘン虫の正体である


風邪を引いて、マスクをしているのに何があったのだろう

風邪によって炎症した呼吸器周辺に何か分泌物でも堆積したのだろうか？不思議である


ただ、このタンという物は汚らしいものであるが、それが出て行ってくれたという事実を確認できる事は大きい

目に見えて改善されると安心するのだ


エヘン虫というのも言い得て妙である

本当に何か虫でもいる気がしている

婿に言わせると1ヶ月ほどかかるとか

そんなに長く居候されては困るので、早々に退散願う方法を講じなければならない

集まってくる

体調を崩す前から飲酒を控えていた

飲み過ぎの帰来があったし、何と言っても旨く感じなかった

GWの頃から次第に酒が集まり始めた


婿の実家のお父さんから亀入りの焼酎を頂戴した

娘達の帯祝いの日本酒が回ってきた

妹から焼酎を２本

どこからかウィスキーが1本

知らない内にビールやチューハイやワインまである


風邪が治りきらないので酒は呑んでいないが、酒を追い求めている時は酒は無かったが

追わなくなった途端に集まってきた


お金やご縁も同じだろうか？

気になるところである