閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

吉日

2015-05-28 07:40:40 | 閃き
今年度、会社の敷地内に新たに倉庫を新築することになった

客先のニーズに対応して建設されるもので、ラック式の収納形態となっている

在庫管理のシステムも対応しており、多品種の在庫管理にも優れたもののようだ


さて、その着工に際して地鎮祭を行うことになり、日程の調整をおこなった

役員などのお偉いさんの都合もあるが、良き日を選ばねばならない

建設会社の社長さんやメーカーの担当者達と原案作りに入った


吉日と言えば「大安」、「友引」、などの六輝があり、一般的にはココを優先する

その次に、十二直というのがあり、「たつ」、「のぞく」など諸事について更に細かく分類されている

そして更に細かく分類された二十八宿がある

暦にはこれらの周期による組み合わせが書かれている


建設会社の社長さんは会社から大きな日めくりを持参してきた

流石建設会社の社長さんが持ってくるだけあって、日めくりには細かなその日の注意書きが書かれている

当然、前述の3つの分類がもれなく記入されているのだが、その組み合わせによって良いのか悪いのかが判らない事が多い


例えば「大安」なのだけれど、十二直が「やぶる」で結婚、祝い事は凶と書かれているとどうしよう?となる

これに二十八宿まで含めば、奇々怪々である

若いメーカーの担当者は、「こうゆうの未だ気にしているんですか?」と呆気にとらわれていた


あれこれ言っていても仕方ないので、「友引」で「さだん」、「心」の日を原案と決めた

こういったものは気にし始めたらきりが無い話になるので、所謂ここいらで手を打つことにした


あれこれ言っても天の一声で一遍してしまう可能性もあるので、所詮はどうでも良い事なのだが、叔父さんは験を担ぐのです