台風14号は現在関門海峡を越えたあたりにあるようだ。
明け方から風の方向が変わって、西寄りの風になった。
昨夜は雨戸のガタガタ音で、時々目が覚めた。
(10時頃の西の空)
台風の目の中に入ったような風の弱い時期が過ぎると、逆方法からの西風が強くなった。
南から東にかけては九州脊梁山系、北は背振や耳納山系に遮られて風は弱くなる。
西も島原半島や金峰山系で比較的風は弱められるが、唯一有明海の天草方向が開けていて、この方向の吹き返しが強くなる。
(10時頃の北の空)
概ね台風の中心がある方向の空は、まだ黒い雲に覆われたままである。
庭の状況を窺うと、どうやら持ち堪えた様子である。
(花壇兼菜園)
花とゴーヤの蔓などが密生して、お互いに支え合っていたようだ。
倒れているものもあるが、修復は可能のようだ。
ゴーヤも時期は過ぎていて、この台風が過ぎるまで撤収を引き延ばしていた。
風で落ちたのか、地上には熟した黄色いゴーヤの実からから真っ赤な種が飛び出していた。
(ヘチマの蔓)
かなり悲惨な状況にあるが、どうにか持ち堪えていた。
(風に揺れるヘチマ)
細い蔓でネットや車庫それに槙の木などに絡みついて、重たそうな実を風に揺らせていた。
つごう7個のヘチマは無事な様子。
今回の台風はほぼ直撃で真上を通過したが、このコースは我が家的には山系に守られる形になり易い。
九州に住んでいるからには、台風の襲来は覚悟しているが、北上のコースと東への方向変換点は注視している。
北上のコースと方向転換の位置が、暴風の影響を決定する。
また近年は、線状降水帯の発生による豪雨災害が深刻である。
いずれにしても、最近の台風は強烈になってきている印象がある。
災害は忘れた頃ではなくて、記憶の上書き修正を常に求めてくるようになった。
「危機管理想定外は威張れない」・・・しろ猫