ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

「1リットルの涙」あ~んど「あいのうた」

2005-12-22 20:27:55 | Weblog
「1リットルの涙」は半分程しか見ていませんが、それでも良作ということはわかりました。主演の沢尻さんはじめ、役者も好演していました。ただラストシーンはいただけなかった。明らかに過剰演出でした。あんなに墓地にぞろぞろぞろぞろと。あの場面は父親、母親、医師、そしてもう一人付け加えるとしたら、兄弟を代表して年の近い妹ですね。なぜそれが実現しなかったかといえば、成海さんですか、あの子が若すぎるからです。ラストの場面では6年の歳月が流れているから二十歳を超えているはずです。いくら成海さんが大人っぽくても20代にはとても見えない。恋人役にも同じ事がいえます。そしてあの苦肉のラストシーンとなってしまったのだと僕は思います。

そして「あいのうた」。菅野さん、玉置さんと聞いて期待していたのになあ。結局、毎回何度も視聴者にチャンネルを回させるタイミングを与えすぎました。物語があまりにもまったりしているんです。そういう思いをした方も多かったのでは。夏クールの「電車男」と比べると分かりやすいんですが、「電車男」は回させる隙をほとんど与えなかった。だから視聴率がうなぎのぼりになったんですね。「電車男」も「あいのうた」もおそらく初回の前半10分ぐらいまでは数字的な差はそれほどなかったと思います。それが最終的にはあれだけの大差。テレビは怖いです。
光る場面もありました。玉置さんが菅野さんに病気を告白し、その場では受け入れられなかったものの、やがて菅野さんふんする愛ちゃんが笑顔を見せるところ。あそこはよかった。
で、ラストシーン。何で玉置さんがいるの?あれなら余命いくばくもないなんて設定まるでいみなしおちゃん。(笑)まあ、菅野さんと玉置さんの熱演が救いのドラマでした。

菅野ファンの皆さん、次は里見、里見八犬伝に止まりま~す。お見逃しのないようご注意くださ~い。次は里見、里見~
コメント
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