ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

石橋と古舘、道は分かれた

2007-09-28 00:16:21 | 人物
とんねるずの「みなさんのおかげでした」の過去の映像を懐かしく見てました。おそらく裏のテレ朝ではいつものように古舘伊知郎司会の「報道ステーション」が放送されていたのでしょう。

石橋と古舘。この二人はかつてフジの深夜番組、確か「第4学区」という番組で共演していました。二人のトークがすごく面白かった記憶があります。その中で古舘が石橋に「貴明、一緒に報道番組に乗り込もう」と威勢よく言い放ちました。石橋は「えっ、報道番組ですか?」と古舘の唐突な言葉に戸惑っている様子でした。

古舘の言葉に偽りはなく彼は数年後、「ニュースステーション」の後釜として「報道ステーション」の司会の座につきました。「久米宏の後はきつい」との下馬評を覆し、「報ステ」はテレ朝の看板番組に成長しました。

「俺、貴明の面白さだけは信じるよ」とかつて古舘は言いました。繊細な古舘が裏でとんねるずのスペシャル番組が流れていることを知らないわけはありません。

「貴明、面白いよ」。心でそうつぶやきながら真面目な顔で今日のニュースを伝える古舘が目に浮かびます。
コメント
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