ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

「現代型うつ」って?

2011-11-22 23:12:51 | 闘病
家に帰ってからNHKのクローズアップ現代を見ました。若者に広がる現代型うつを取り上げていたのですが、現代型うつ、新型うつの僕の中での漠然としたイメージは、仕事の時だけうつになり、それ以外は元気に遊べるというものです。そんな病気が本当にあるのかなあと疑問でした。

しかし、自分にも似たような経験があります。30代前半から半ばにかけて仕事が続かなくなりました。特に怒られたりする事はないんですけど、最終的にはうつのような状態になって長続きせずやめてしまうんです。完全に自滅ですね。

僕の場合はパニック障害という根本的な原因があるのですが、クローズアップ現代では怒られたことがない若者たちが社会に出て、初めて厳しい現実に直面することによって起こることが多いそうです。僕なんて今日も怒られましたよ(笑)40にもなって親に。「お前は家と店の往復だけで何もしない。一体何を考えているんだ!」と。なかなか心の病は理解されません。

まあ、僕が学生の頃は不条理なことが多かったです。席を離れて友達と話していたら、いきなり後頭部に衝撃が。先生は僕の頭を叩きながら「おい、早く席に着け」とざわついている生徒たちに向かって言いました。結局、僕がが代表して叩かれた訳です。

ある日の理科の教師。普段はこわもてな印象はもなく、かといって優しいイメージもなく,黒縁めがねをかけた普通のおじさんでした。ところがです。何人かの生徒たちが教室の後ろの方で掃除用具を持って悪ふざけをしていました。するとこの教師はいきなりそのうちの生徒の一人を殴りつけました。何発も何発も。確かに今の時代にはありえないかもしれません。昔の学校は人生とは不条理なものであるということを身をもって学ぶ場だったかもしれません。

そういった意味では僕は今の教育現場を知りませんが、親が強くなり、先生が弱くなったという印象はありますね。だから生徒を怒れない。まあ、勿論いまでも厳しく指導する教師もいるんでしょうが、僕らが生徒の時代には王様だった教師も今ではかなり低い身分に成り下がったことは確かでしょう。

感情的に怒るのは良くないけれど、しっかり理性を持って厳しく指導することは大事だと思うんですけどね。そして褒める時は褒めて。なんか山本五十六の詩見たいになってきたのでこの辺で。

そういえば今日、久しぶりに本を買い取りました。「謎解きはディナーのあとで」や「アントキノイノチ」など話題本が多く、40数冊で3000円払いました。これでも貧乏な店としては結構奮発したつもりです(笑)このお客さんは本を買ってもくれるし、持ってきてもくれて、凄くありがたいです。あとは売れればいいのですが・・・

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