ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

2週間ぶりに

2011-11-16 19:18:48 | 闘病
病院へ行ってきました。今日は3時からの予約で普段よりすいていました。かなり待たされた後、名前を呼ばれ、診察室へ入りました。先生の隣には臨床心理士さんも同席しています。

いつものように「どうでしたか?」と聞かれたので、僕は店では比較的良い状態だったこと、自転車が1、2日ほどスムーズに乗れたものの、ほとんどの日は相変わらずの状態だということ、そして床屋では発作の恐怖感があったことを話しました。

先生はその話にはあまり触れず、「レキソタンの量は今のままで大丈夫ですか?」と尋ねられたので「大丈夫だと思います」と答えました。おそらく今の自分にとってはレキソタンが命綱と考えています。それと先生は認知行動療法に踏み切った理由を「常に発作のことで頭がいっぱいではないようだから」と話してくれました。

その後は別館に移って心理療法士の先生と話しました。まずアンケート用紙を渡しました。先生は「有難うございます」といって受け取りました。「不安の値、それによってその場を避けてしまう確率が高い」との事でした。

それから前回の続き、大学中退から現在に至るまでを話していきました。先生は「ずいぶん辛い思いをしてきましたね」と言ってくれました。有り難い言葉です。パニック障害発症から23年近く。辛さを理解したうえでこうした言葉をかけてくれたのは、今の主治医の先生と心理療法士の先生の2人だけです。それで病気が良くなるわけではないけれど、誰も分かってくれない孤独感を少し和らげていただけたと感謝しています。

次回はもう一度、これまでの道のりを整理して次に目標設定に移るそうです。臨床心理士さんいわく「先生と患者というスタンスではなく、今後どうして行けばいいのかを考えていく」ということが認知行動療法の基本だそうです。そしてやはりそれには限界があり、そこで出されたアイデアを僕自身が実践していくことが重要なようです。



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