ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

W杯・名人戦

2018-06-23 09:43:19 | Weblog
サッカーワールドカップ初戦、日本が2-1でコロンビアに勝利しました。見事に大方の予想を覆しました。試合開始直後、攻撃は最大の防御とばかり日本の猛攻。慌てたコロンビアは痛恨の反則を犯し、レッドカードを貰い10人に。PKの権利を得た日本は香川が落ち着いて決め先制。

その後やや守りに入った日本は前半終了間際にFKから得点を許し、1-1で後半へ。後半28分、香川に代わり投入された本田のCKから大迫が見事なヘディングシュートを決め、決勝点。その後も必死に1点のリードを守り切り試合終了。ワールドカップでは初めて南米代表を下しました。

ワールドカップ前の監督交代などのゴタゴタを乗り越えての勝利。ハリル監督からバトンを受け継いだ西野監督は、今から22年前のアトランタオリンピックでブラジルを下し「マイアミの奇跡」と謳われた時の指揮官。もはや「南米は西野に任せろ」と言ってもいいかもしれません。僕は攻撃は最大の防御、ディフェンスもできるだけ前でという考え方なので、岡田さんより西野さんの采配が好きでした。サッカーは野球のように攻めと守りが平等に与えられるスポーツではないですから。

選手で光ったのは勿論、大迫選手。それと個人的には柴崎選手。豊富な運動量が光りました。香川・本田のベテラン勢も要所で見せてくれました。残り2戦、まだ難しい状況ですが予選を突破してもらいたいですね。

将棋名人戦。個人的には羽生竜王に追い風が吹いているとみていたので、羽生有利と予想しましたが、佐藤天彦名人がその風を見事に止め、4勝2敗で防衛。名人戦3連覇を果たしました。特に第6局はなかなか駒がぶつかり合わない難解な将棋。一進一退の攻防の中で、最後は羽生玉を見事に仕留めました。羽生さんもここで奪取できれば、名人10期となり、大山15世の18期、中原16世の15期に次ぐ大名人の仲間入りといってもよかったのですが、お預けになりました。羽生さんは同世代に森内九段というライバルがいたことが響いてますね。ちなみに僕の免状は名人も竜王も森内さんの名が記されています。渋い。

佐藤名人は昨年不調で、さながら名人戦男といわれた森内さんタイプなのかもしれません。しかし、大山さん、中原さんがそうであったように、やはり名人が最強と言われるぐらい他の棋戦でも活躍してほしいですね。それに永世名人資格は早めに取得したいところです。後ろから藤井聡太という名人を超す少年が数年後には、名人戦に登場する可能性が高いですから。


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