棋聖戦第1局、渡辺明棋聖対藤井聡太七段は、157手で藤井七段が渡辺棋聖を下しました。
それにしても凄い勝負でした。先手の藤井七段の初手は珍しく7六歩と角道を開けました。矢倉で戦う意思表示でした。将棋の王道、また渡辺棋聖の得意戦法でもあります。しかも、今どきの矢倉ではなく、玉をしっかりと囲いあった20世紀のそれでした。「最強の棋士と力比べがしたい」という17歳の少年の純粋な気持ちと、相手の得意な形で勝てれば、精神的に優位に立てるという一流の勝負師ならではの読みの両面があったように思います。
終盤まで激しい互角の勝負が続きましたが、藤井七段が「詰めろ」という手番が回ってきたら相手玉が詰む形を作りました。ここから渡辺棋聖の凄まじい王手ラッシュが続きましたが、藤井七段が冷静にしのぎ、渡辺棋聖が投了しました。藤井七段の対局の歴史に、そして将棋史に残るかもしれないと言うくらいの名局でした。
とにもかくにも、藤井君が先勝して面白くなりました。次は着物姿の藤井七段が見られるかもしれませんね。
それにしても凄い勝負でした。先手の藤井七段の初手は珍しく7六歩と角道を開けました。矢倉で戦う意思表示でした。将棋の王道、また渡辺棋聖の得意戦法でもあります。しかも、今どきの矢倉ではなく、玉をしっかりと囲いあった20世紀のそれでした。「最強の棋士と力比べがしたい」という17歳の少年の純粋な気持ちと、相手の得意な形で勝てれば、精神的に優位に立てるという一流の勝負師ならではの読みの両面があったように思います。
終盤まで激しい互角の勝負が続きましたが、藤井七段が「詰めろ」という手番が回ってきたら相手玉が詰む形を作りました。ここから渡辺棋聖の凄まじい王手ラッシュが続きましたが、藤井七段が冷静にしのぎ、渡辺棋聖が投了しました。藤井七段の対局の歴史に、そして将棋史に残るかもしれないと言うくらいの名局でした。
とにもかくにも、藤井君が先勝して面白くなりました。次は着物姿の藤井七段が見られるかもしれませんね。