清原和博氏の覚せい剤取締法違反での執行猶予期間が満了となりました。そして著書「薬物依存症」を刊行しました。
「清原和博」という読み終わるまで何十年とかかる小説を読まされているような、見終えるまで何十年とかかる映画を見せられているような気持になります。それが嫌なら読むなり、見るのを止めてしまえばいいのですが、よからぬ結末を予測していても、ついページをめくってしまう本がありますよね。そんな感じでしょうか。
まあ、清原さんは正直な人で「執行猶予期間が終わるのが怖い」「最後にもう1度だけ薬物を使ってみたい」「不安、絶望、微かな希望。これが今の僕の全てです」などといったこの先の道の険しさを彼自身の言葉が暗示しています。清原さんは「残りの人生、依存症で苦しむ人や、野球、特に高校野球に捧げたい」と思っているようですが、険しい道のりになると思います。高校野球というクリーンなイメージに覚醒剤に手を染めてしまった彼はそぐわないし、薬物依存にしても、まず清原さん自身が再び手を染める可能性があるわけですから。
元妻の亜希さんは本当によくできた人です。2人の息子さんにも定期的に会わせてあげているようですし、特に野球を続けている次男に清原さんが指導させてもらっているのも彼女の人としての器の大きさだと思います。清原さんはそうした協力的な人たちを裏切ってはいけない。それは本人が一番わかっているはずです。それでも薬物への欲求は断ち切れていない。依存症の怖さを感じます。沢尻エリカのように、変に薬の知識があって覚醒剤だけには手を出さなかったというタイプの方が立ち直れる可能性が高いと思います。
清原さんのうつ病も最初は半信半疑でした。1年や半年以内に治ったという話もよく聞きますからね。しかし、清原さんの言葉や、年数も何年も経つことから、うつ病もかなり深刻なようです。僕もそうですが、うつ病の薬を飲んでいる場合、本来アルコールは飲んではいけません。自分も低いアルコール度数の酒類を缶1本程度、飲むことはあるのですが、もともとアルコールに弱い体質のため、それ以上飲む気にもなりません。しかし清原さんの場合、もともと酒に強い体質ですから、飲むときはかなりの量を飲んでしまうのだと思います。しかし、うつ病の薬と合わせると酔いも早まるはずです。本人も悪夢を見るらしく「酒に逃げてしまうことがある」と話していますが、多量のアルコールは危険です。理性を失い、薬物への警戒心が緩んでしまいますから。まあ、こちらとしては見守るしかありませんね。
清原さんの著書「薬物依存症」についても前回同様、買うつもりはありません。その印税が清原さんの覚醒剤の購入資金の一部になるかもしれないと思うと、そのお金を明日の食糧の保証もないところへ寄付した方がよほど有効な金の使い方だと思いますから。あくまで個人的な考えですが。期待して裏切られるのも嫌ですしね。ただ、現役時代憧れていたファンとして、人生に苦しむ同志として応援する気持ちは間違いなくあります。
「清原和博」という読み終わるまで何十年とかかる小説を読まされているような、見終えるまで何十年とかかる映画を見せられているような気持になります。それが嫌なら読むなり、見るのを止めてしまえばいいのですが、よからぬ結末を予測していても、ついページをめくってしまう本がありますよね。そんな感じでしょうか。
まあ、清原さんは正直な人で「執行猶予期間が終わるのが怖い」「最後にもう1度だけ薬物を使ってみたい」「不安、絶望、微かな希望。これが今の僕の全てです」などといったこの先の道の険しさを彼自身の言葉が暗示しています。清原さんは「残りの人生、依存症で苦しむ人や、野球、特に高校野球に捧げたい」と思っているようですが、険しい道のりになると思います。高校野球というクリーンなイメージに覚醒剤に手を染めてしまった彼はそぐわないし、薬物依存にしても、まず清原さん自身が再び手を染める可能性があるわけですから。
元妻の亜希さんは本当によくできた人です。2人の息子さんにも定期的に会わせてあげているようですし、特に野球を続けている次男に清原さんが指導させてもらっているのも彼女の人としての器の大きさだと思います。清原さんはそうした協力的な人たちを裏切ってはいけない。それは本人が一番わかっているはずです。それでも薬物への欲求は断ち切れていない。依存症の怖さを感じます。沢尻エリカのように、変に薬の知識があって覚醒剤だけには手を出さなかったというタイプの方が立ち直れる可能性が高いと思います。
清原さんのうつ病も最初は半信半疑でした。1年や半年以内に治ったという話もよく聞きますからね。しかし、清原さんの言葉や、年数も何年も経つことから、うつ病もかなり深刻なようです。僕もそうですが、うつ病の薬を飲んでいる場合、本来アルコールは飲んではいけません。自分も低いアルコール度数の酒類を缶1本程度、飲むことはあるのですが、もともとアルコールに弱い体質のため、それ以上飲む気にもなりません。しかし清原さんの場合、もともと酒に強い体質ですから、飲むときはかなりの量を飲んでしまうのだと思います。しかし、うつ病の薬と合わせると酔いも早まるはずです。本人も悪夢を見るらしく「酒に逃げてしまうことがある」と話していますが、多量のアルコールは危険です。理性を失い、薬物への警戒心が緩んでしまいますから。まあ、こちらとしては見守るしかありませんね。
清原さんの著書「薬物依存症」についても前回同様、買うつもりはありません。その印税が清原さんの覚醒剤の購入資金の一部になるかもしれないと思うと、そのお金を明日の食糧の保証もないところへ寄付した方がよほど有効な金の使い方だと思いますから。あくまで個人的な考えですが。期待して裏切られるのも嫌ですしね。ただ、現役時代憧れていたファンとして、人生に苦しむ同志として応援する気持ちは間違いなくあります。