ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが急死しました。自殺のようです。個人的にお笑いトリオと言えば、まずダチョウ倶楽部が浮かびます。中でも上島さんは中心的な存在でした。まずは上島さんのご冥福を願います。長い間、僕らを笑わせてくれてありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
上島さんが心の病だったかは解りませんが、自殺者はうつ病、うつ状態の人が多いようです。僕もパニック障害に加えてうつ病も併発しているため、当事者なのですが。うつ病発症のひとつのパターンとしては、自律神経の交感神経ばかりが働いてしまって、脳がこれでは危険と判断して、副交感神経を大量に放出します。そうすると体が異様にだるくなってしまい、思うように起き上がれない、落ち込み易いなどの様々な症状が出ます。
最近、心が苦しい、気分の落ち込みが激しいと感じる方は精神科や心療内科に通院するのもひとつの選択肢でしょう。しかし、それを実行に移すのは簡単ではありません。僕はパニック障害を発症してから病院へ行くまで14年かかりました。
昨日、4週間ぶりに病院へ行ったのですが、そこは大きな病院で医師は多くの患者を抱えているため、1人あたりの診察時間は1、2分です。昨日も「どうですか?」と聞かれ、こちらが一言、二言話すと「では次回の診察は・・・」こんな感じです。
自分の場合は薬を貰うためと割りきっているのでその病院に通い続けているのですが、話をじっくり聞いてほしいなら、個人経営のメンタルクリニックがいいと思います。ただ当たり外れが大きいと思われるので、自分に合わなければやめた方がいいでしょう。
水泳の池江璃花子選手が白血病との闘病を振り返り「本当の辛さは家族も解ってくれなかった」と話していました。まして心の病はなかなか理解してもらえるものではありません。その事を頭に置いておいた方がいいと思います。もし周囲に理解してくれる人がいるなら、それはかなり幸運です。
まずは無理をしないことだと思います。心の病に根性論はほぼ通用しません。体を引きずるようにして会社や学校に行っても、悪化してしまうだけですから。