不順

夏らしい天気がすっかりと影を潜め、何だか梅雨空を思わせる天候が続く。
節電対策にはもってこいの天気のようだが、夏らしい入道雲が懐かしい。

さてこの頃思う事。
ここの所のチャリブームは本物だと思う。
何って、ちょっとエクササイズな人から数十年来の強者までロードに乗る。
ピストや小径車、MTBもあるにはあるが、ロードレーサーの勢いは凄い。

今までは、このブームが自分にとって追い風としか考えていなかったのだが、、
このところ、幹線道路でよく見る風景の一つに、ロードレーサーに乗った２、３人組があるといえよう。
休日の昼下がり、上下ジャージに身を纏った者を見る事が多い。

まったく自身もこの手合いなのだが、何だかこれだけ数が多いと少し気恥ずかしいように思えてくる。
チームジャージーやプロジャージーも、クローズドコースやサイクリングロードならば見慣れた感はあるが、幹線道路では浮いている。（私はチームジャージーは着ない）

幹線道路を走る方は健脚な人が多いと思うが、車に比べ少数派であるし、チャリを邪魔にしか思っていないドライバーは多い。
どちらも同じ権利を持って走るのだが、物理的圧倒弱者なチャリは独りよがりにならない様に気を配りたい。
ペース配分を誤れば状況把握が疎かになり、即事故につながるという危険と隣り合わせている事を常に考えていきたい。

とうとう自転車の一方通行道路ができるという。
今更ではあるが確実に事故は減るだろうし、自転車を乗る方に「車両」という意識を根付かせるだろう。
こういった制度を遵守し、更には改革・発展させていく事でより良い環境が生まれていくのだろう。