えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

コースmapに泣かされ

2018-09-11 | チャリ
各エイドステーションでは、バナナや軽食が配られます。
私は、ここ数日腹の調子が悪く、朝も正露丸を飲んだほど良くありませんでした。

何となくボトルの水も、体が冷えるせいか全然飲んでいませんでした。
なんだかお腹に刺激を与えると、出てしまいそうな気さえしていたのでしょう。
そんな状態ですから、エイドで配られる補給食やドリンクなども手を付けずに走っておりました。(友人は美味い美味いとはしゃぐ)
2つ目のエイドで、友人に「今日は予定の96kを走る事が出来ないかも」と話したのでした。

そして次のポイントに向かう途中、分かれ道があった。
△〇コースは左折とか、、
私はそのコースが、自分のコースよりも短いコースなのか、長いコースなのか分かりませんでした。
100kコース、96kコース、70kコース、47kコースに分かれており、私は96kコースにエントリーしていたのです。
100と96のみ山岳を含むコース設定でした。
もし間違えて100kコースに舵を切ったらと考え、自分のコースを進んだのです。
そこから間もなくすると、沿道にいらしたおばあ様より「この先、キツイよ」と声をかけられた。
あー、とうとう山登りが始まるのです。
7~8%程度らしいのですが、普段は平地専門ですし、山に興味もありません。
ただ景色が良いだろうとエントリしたものです。

登り始めて5分もしないうちに、連れが「先に行ってもいいか」と聞いてきた。
無論構わないのだが、今年のフルームの気分を嫌というほど味わったのです。
身体が鉛の様に重い、しかも体温調節が効かず漕いでいると身体に熱が溜まって気分が悪くなってきたのです。
そしてとうとう57kポイントで自転車を降りました。
休んでいると、反対側車線に私と同じ距離の方がびゅんびゅんと通るじゃありませんか。
ははーん、ここで待っていれば連れが折り返して下りてくるだろうから、そしたら一緒に下ろうと棄権を考えたのです。
しかし、待っても待っても来ません。
そのうちに寒くなってきて、反対側を下り始めたのです。
すると、3kも走ったころデジャブに会ったのです。
「さっきこの道通らなかったっけ」と、、
その先に誘導員がいたので聞いてみたのです。
すれば、ここは私の記憶通り一度通った道でした。
つまり、私は棄権をしようと思ったのに、5kも余分に走らなくてはいけなくなったのでした。
コースmapを宿に置き忘れた自身を許せなかったのは言うまでもありません。

川治温泉から川路ダム、湯西川方面と一番景色が良い辺りなのですが、そんな余裕はありませんでした。
ぜんぜんカロリーを取っていないため、empty状態です。
しかし、泣き言を言っても始まりません。
背中に背負っていた煎餅を2枚噛みしめて、再度坂を上ったのです。
確かにダラダラと上るより、下ハン握って軽くダンシングしながらリズムを作る方が楽な場面もあったりして、もうやぶれかぶれな精神状態でした。
登りを終えて下りになれば、俄然スピードが乗ります。
私はバイクに乗っていましたので、ライン取りは下手ではありませんし、ブレーキングのコツも心得ているつもりです。
下りでは50kを超える場面もあり、ちょっとだけ爽快感を楽しみました。
気分的に余裕が出ると、身体がエナジーを欲しがっているのを感じます。
お腹が怖いので、市街地まで下りコンビニに途中下車し、「カロリーメイトゼリー」を注入したのです。
もう、少し脱水状態だったのでしょう。生き返った気はしません。

すると連れからラインが入り、次のエイドで待っていると。
場所を聞いてみたら、ここから10kほどの地点である。
もう行くしかないから、いきますよ、、、

つづく
コメント
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