えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

124スパイダー似のZ4

2018-09-22 | 車関連
ニュータイプの「Z4」が各方面でお目見えしている。
以前このZ4に対する所見を書いたのですが、ちょっと訂正したくなるような雰囲気。
思っていたよりも顔の「アク」が強い。(なによりアバルト124スパイダーに似ている)
何となくフロントデザインは爬虫類を連想させ、そのインテリアはここ最近のBMWシリーズから派生した当たり前のもの。

オーバーハングの長いフロントデザインはFFを連想させますし、、
挑戦的なのは、フロントフェンダー脇からのエアアウトレットくらいでしょうか。
2Lのハイプレッシャー版は、0-100キロを5.4sで駆け抜ける俊足ぶりであるらしい。
正直、どれもこれも速くて使いやすくなった現代の高級車において、その俊足振りなんて今やセールスポイントにならない。
オープンカーなんて、先ずはスタイルありきでしょうから、この2番煎じを思わせるスタイリングはBMWにそぐわない、と画像を見て感じました。

コンセプトモデルがこれでしたから、その先鋭的な方向に振ってくれると待っていた方にはキツイと思います。
bmwのエンジンでなければ嫌だというのでなければ、アバルト124スパイダーを勧めたいほど。(きっと近くにディーラーがないという方は多いのでしょうけれど)
車格が違うと言えばそれまでですし、使い方も(ユーザー層)も実は違うのかもしれません。
Z4(Z5)をマニュアルでコキコキしたいと考える人は多くないでしょうし(そもそもMTの設定がない可能性大)、非日常を狙ったモビリティであるのは明らかでしょう。
それに比べ、124スパイダーは日用品の買い物から、夜の首都高までと幅広いユーザー層が思い浮かぶ。
セカンド所有として、ゴルフや趣味、旅行、別宅への脚としてお使いになる方はBMWを選ぶ可能性が高い。
気兼ねなく乗れ、2人までの乗車で1台でなんでもこなすのであれば124スパイダーを勧めたい。
もちろん124スパイダーでZ4の利用用途とした使い方をしても、引け目を感じるシーンなどないだろう。
違うのは、そのエンジンとシャシ性能でしょう。
多くの方が感じるのは、やはりそのエンジンで、高速路においての加速感(スピードではなく、そのフィール)でしょう。
驚くほど軽いボディ(1.1t)を持ち必要十分なパワーを持つとはいえ、1.4ターボは現代の2Lターボとは違うのは明らかでしょう。
どちらを好むかは人それぞれであり、またその用途次第なのかもしれません。

スープラとプラットフォームを共用するZ4は大きく、そのスタイリングから想像するに都市生活での使い勝手は良いとは言えないでしょう。
私が1台で使い勝手を考え、余すところなく使うと考えるならば124スパイダーを選ぶのだろうと思います。
コメント
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