えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

iMT

2018-09-30 | 車関連
インテリジェントマニュアルを搭載したという「カローラスポーツ6MT」
そのシステムを一言で言えば、クラッチ操作をラフにするもの。
発進時には、アクセルを踏まずにクラッチを離すだけでエンストしないとか。
走行中には、シフトの上下に際してアクセルを煽って回転を合わせずとも勝手にショックの無いように制御してくれるもの。
そんな触れこみでありましたから、私はGTIに感じたような「ブリッピング」を期待したのです。

今の時代、あまりMTの試乗車は置いていませんから、仕事で回った先で検索をかけた。
すれば5キロ圏内に一台あり、今日他の店舗に回してしまうというので、すぐさまお邪魔する。

普通に乗り出せば、何のことはないマニュアル車である。
一番感じたのは、一回り上の室内空間と内装の質でしょうか。
一番良いグレードらしく、ハーフレザーのシートまで装備していた。
ダッシュボードは、スティッチまで入るという手の入れようです。
乗り心地まで上質といったキーワードが目に浮かぶような雰囲気で、スポーツという名で出ているMT車としてはどうかと思うもの。
ちょっと踏ませていただけば、その加速感にキレはない。
私はブリッピングまでも期待してしまったので、どちらかというとスイフトを多少イメージしたのかもしれない。
「ブースタージェット」という名に恥じぬ名機と思えるほどのスイフトスポーツとは出自が違う、全然違う。
ストローク量のある足回りなど、作りようによってはいくらでも変身するだろうけど、現状はスポーツではない。
正直、何のためのマニュアル車なんだろうと感じた。
カタログによると、若い世代に面倒なくMT車に触れてほしいというコンセプト?なのか。。

確かに、シフトダウンをクラッチを抜いて下のギアに放り込むだけのラフな操作をしても何ら不自然な繋ぎはない。
高回転でのシフトダウンは、道路状況の関係でする事ができなかったが、ブリッピングという程のものではないのだろう。
そもそも「パン」というほどの心臓がない。(CH-Rと同じエンジンを積むらしいが、きっとATの方が相性良いのではないか)
正直、上手な人には面白くもなんともないが、慣れない初心者には強力な相棒なのかもしれない。(初心者もずっと初心者ではないのだが)
このカローラスポーツに載るのかどうか不明であるが、新しく積まれることになるという2.0Lモデルに期待したい。

タイトル画は、アウディ初の量産EVのe-tron
このデザインは、一目で新型オールロードA4を基本にしているのが分かるところがオーナーには嬉しいでしょう
コメント
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