えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

輸入車販売台数

2020-12-10 | 車関連
11月の輸入車販売台数の発表がありました。
総じて3.6%マイナスと、コロナ禍としては持ちこたえていると感じます。
しかしその内訳をみると、トレンドが見えてくるような気がします。
ドイツ御三家は揃って一けた台の落ち込み様ですが、VWとボルボに関しては2カ月ぶりに大きく減少に転じています。

MINIが増えたのは、マイナーが入った事があるでしょう。
同様に、プジョー、ジープ、シトロエン、フィアットは増加となりました。
これらも、マイナーチェンジや新型車種の投入により堅調と見ます。

ボルボに関しては、あまり詳しくありませんので滅多なことは言えませんが、車両価格が高いという事が要因としてあるでしょう。
もちろんいい車でありますし、洒落てもいます。
とはいえ、人とは違う洒落感を持つといった方のパイはある程度限られるでしょう。
VWに関して言えば、T-ROCやT-CROSSといった新型車種が追加になったにもかかわらずというのが問題でしょう。
きっと、ある程度売れてはいるのだと思いますが、入荷数が足りないのだとも想像します。
しかし、なんといってもヤリスクロス、キックスに狙い撃ちされたと感じます。

このセグメントのSUVはどこも必死に食らい付いていこうとしています。
ここで各社本気を出したと言えるのでしょう。
単純に、T-CROSSの1Lに対して、ヤリスクロスの1.5Lが100万円以上安いのです。
HVを選んだとしても、60万程度安い。
あのE-Powerを積んだキックスでさえ、25万程度安いのです。
T-CROSSは、落ち着いて飽きの来ないデザインは良いが、998㏄の116psでは元気の良い走りとまではいかないでしょう。
その点、あの伝家の宝刀E-Powerを積んで、ボディ剛性の高まりを感じることのできるキックスは、普通に文句など出ないでしょう。
ヤリスクロスに関しては、一番デザインの好き嫌いが分かれるかもしれません。
あの見えているのか見えていないのか分からない様な目(ヘッドライト)が、私はちょっと苦手です。
とは言え、破竹の勢いだそうですから、素晴らしい出来なのでしょう。。(近いうちに乗ってみないといけません)

T-CROSSは、本国にラインナップされている1.5Lターボがこの価格であったなら良かったでしょう。
小さいとはいえ、1.2tを越えますから、そのパワーウェイトレシオを見た目で想像するならば、ティグアンの1.4Lターボの様な大人しさを感じさせるのでしょう。
この3台、どれかに乗れと言われたならば、迷わず「KICKS」を選ぶでしょう。
コメント
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