えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

ホンダの未来

2021-07-03 | Weblog
先日、ある記事を読みました。
とても的を得ているような気がしましたので、簡単に紹介します。
11代目シビックを日本で発売することにどれだけの意味があるのか、というところから。
そもそも、セダンは先日ディスコンになったばかりです。
ハッチバックにしても、稼げるほどの数字ではないらしいが、セダン比べればマシな数字であったという。

なぜ日本においてシビックは当たらなくなったのか。
シビックが当たらないのではなく、ホンダの世界基準で作られている車種が日本で売れないのだと。
と言っても、レジェンド、アコード、インサイトと、シビックの上にはこの3車種しかありません。
この3車種に、売れているなぁという印象はないでしょう。
レジェンドは中国に向いていて、アコードは随分と前から北米モデルと言っても過言でない。
インサイトは悪い車ではないが、現行型シビックと共通部品を使うなど、その質感には納得のいかない部分も多い。
正直なところ、11代目シビックを導入できるような土壌がないのが今の日本です。
それでもシビックを導入するのは、アコードやレジェンドへの橋渡し役になってもらう為という部分があるという。
つまりステップアップ式に買い換える場合、フリード等の価格帯の上にあるセダン類がいきなりアコード(465万~)になってしまうのは避けたいはずだと。
そうですね、そうなると先々アコードに乗ってもいいと考えている層が、一旦他社に流れてしまうことになります。
これを呼び戻すのは、相当に魅力的な車でなければ無理であり、それがトヨタであったならその可能性は限りなくゼロに近い。

オデッセイやヴェゼル、CR-Vがあるにはありますが、ご存知の通りオデッセイは生産終了となります。
ヴェゼルの数が稼げたら、CR-Vも同じ運命をたどるのかもしれません。

販売台数からすると、レジェンド、アコード、インサイト、シビックのどれもパッとしない。
しかし、ここで注力をやめたなら、ホンダは軽自動車と小さな普通車を造るメーカーになってしまう危機感があるのだと。
確かに、NSXやS660などもありましたが、それがなければ売れている車種はスズキのように感じる人も多いのではないでしょうか。
なんとしても、普通車メーカーとして生き残りをかけた戦争であり、このシビックは最後の砦なのではないかと言います。
ヴェゼルを見る限り、11代目のシビックの質感は悪くないはずである。
デザインが良いか悪いかジャッジはまだできませんが、少なくとも売れているカローラよりは大人だろう。
シビックには、ボディカラーを沢山用意して、その存在感を演出してほしいと願います。

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