えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

BEVの良さ

2024-03-17 | 車関連
トヨタの2モーター式HVが優れたものであって、他メーカーが追随できないほどのものであったとは何度も書きました。
その独走を許さないとした一つの防衛策がBEVであったは誰もが知るところです。

そうであったとしても、これほどまでに欧米がBEVに流れたことの一つには、その特性といった側面もあると思われます。
普及車レベルとして、プリウスとID4に乗ってどちらが気持ちの良いフィールを持つか、これを知らずしてEVを語るべからずです。
内燃機関を手なずけるのは相当技術の必要なことでしたが、それを上手に特性を持たせたのがスポーツカーメーカーであったり、BMWであったりするものです。
そのエンジン特性が一つの売りであったりしたわけですが、エンジンを搭載しながらもそのエンジンの高鳴りやフィールを感じることがネガになってしまうのがHVであるとも言えます。
私が乗ってみた中で、がっかりしなかったHVはGS450hのV6 3.5L搭載車だけでした。(LSなどにも乗りましたが、縦横無尽に飛ばしていないので分かりません)
今となっては、V6を載せるのはLSとLX、LCのみとなり、一般的な車種とは言えないでしょう。
ISやESに積まれる2.5Lの4発では気持ちの良いものとは言えず、内燃機関に趣味性を投影するものには足りません。

ここで、その対抗馬EVの加速特性が生きると考えられます。
正直なところ、そんじょそこらのHVよりも乗って楽しいのですから分からないものです。
バッテリーを床に積み、その低重心さゆえのハンドリング、2モーターでの圧倒的な加速、回生ブレーキによる1ペダルコントロールと、ある意味ゲーム感覚の様な走りを見せるものもあります。
そんな加減速に興味がないという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、何事もスムーズに越したことはないと考えます。
シングルクラッチ<ツインクラッチ<トルコンというように、その序列は崩れないものです。
更にスムーズなモーターは、トルクの立ち上がりに苦労することもないのです。
こんな観点からもEVが伸びるのだと感じています。

タイトル画は、トヨタC+pod
どうしても買い物に必要という高齢者に勧めたいBEV

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