「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

神仏習合

2009年09月24日 |   中3 
本日の新出英単語を練習させていたら
temple (寺) 、shrine (神社) のところで
「しつも~ん。」と挙手する生徒がいた。
発音をきいてくるのかな、と思ったら
「寺と神社って、どう違うんですか?
そこ!?

宗教の違い(仏教/神道)を説明してもわかってくれず
まつられているものの違い(仏様/神様)を説明してもわかってくれず
お寺にはお坊さんがいて、神社には神主さんがいると説明してもピンとこない様子。
「死んだら仏様になる」「世界を造ったのが神様で天皇の祖先」という考え方も
よくわからないみたいだし、もうお手上げ。
「12月31日に除夜の鐘を鳴らすのがお寺で、1月1日にお参りするのが神社。」
と言ったときだけ「あー。なるほど。」という反応が。
でも、わかってないよな~。

英語なんてやってる場合か?としみじみ思いました。
宗教に寛容なのは日本人ならではなのかもしれないけど、これはちょっとヒドイ。