「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

理想(目標)と現実

2011年10月24日 |   中3 
当塾は基本的に学校の補習塾なので
教科書に準拠したテキストを使用しており
学校の授業に合わせて授業を進めています。
高校入試のためには、まず学校の授業(=定期テスト)をしっかりやる!
というのが基本理念です。

というわけで、たまに学校の進度を聞いて
塾でやることが遅すぎたり早すぎたりしてないか確認しながら進めています。
生徒から学校の様子を聞くと、良きにつけ悪しきにつけ学校の様子がわかってきます。

今日、中3クラスで「学校で英語はどこやってるの?」と聞いたら
「スティービーワンダーのところ(Lesson6)が終わってガガを調べてる。
ガガ?と思ったら、別の生徒が
「私はシンディーローパーを調べてる!誕生日が一緒だったの!」
どうやら外国人歌手の調べ学習が始まったらしい。
そこで冷静な生徒から一言
「そんなこと調べて意味あるの?
それは学校の先生に聞いて。
おそらくLesson6の内容を真似て、生い立ちを英語で書かせようとしているんだろうけど
彼らの英語力(+国語力)じゃあな…。
生徒の困惑もわかるし、先生がご苦労なさっている様子も目に浮かびます。