「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

消えた硬貨…融合説

2015年09月11日 | 今日のお仕事 
週明けに最後の一校の定期テストがあるので、明日まで定期テスト対策授業の予定です。
そろそろ学校のワークが終わってもいい頃だと思うのですが
残念なことに、まだまだ終わりそうにない生徒がたくさんいます。
塾で自習時間を作っていますが、それだけでなんとかしようとしている生徒が多すぎ。
「ちゃんと家でもやりなさいよね!!」と言っておいたけど
「ムリー!!」のひとことで片付けられました。
まったく。

今日も授業後に中2クラスの居残り自習に付き合ったのですが
「途中で雑談したくなる病(現実逃避型)」の生徒が多くてゲンナリ。
頭ごなしに注意しても反発するだけなので、3回に1回くらいは話をひろってあげてます。
しかし、なるべく話題が広がらないように、必要最小限。

そんな気遣いも虚しく、「英語の勉強を始めると頭が痛くなる病」の生徒が
英語のワークを広げつつ私に語った話は、つい最後まで聞いてしまいました。

その話とは、友達とジュースを買いにコンビニに行ったときに
自転車のカギと一緒に握っていた100円玉が消えてしまった、というもの。
「落としたんじゃないのー?」という私の意見に「違います!」と全否定。
しっかり握っていたし、お金が落ちた音がしなかった、と主張し
「もう1枚財布から出して、カギと一緒に握って、財布をしまったら、また消えたんです!」
と言うものだから、もう1回やったの!?とそっちの方にビックリ。

しかし、本人は大まじめに
「カギがアヤシイと思うんですよねー。100円玉と一体化したんじゃないかと…
しないわい!!
冗談で、「むしろアナタのなかに取り込まれたんじゃない?」と言ってみたら
「そっかー。オレの価値、200円アップしたかも。
本気で言ってるのか、冗談で言っているのかわからなくて怖いわ。

少なくとも、200円が消えたのは超常現象と信じている様子。
おそらく真実はあっけないくらい単純なハナシなんだろうと思うのですが
真相が気になります。