「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

出席停止期間

2018年02月03日 | 今日のお仕事 
インフルエンザが猛威をふるっています。
塾生が通う学校はどこも、どこかのクラスで学級閉鎖。
当塾の欠席率も今までになく高いです。
ちょうど定期テストの時期と重なってしまい
追試を受けることになった生徒もチラホラいて
そういった生徒のためのテスト対策補習を初めて行うことになりました。

2種類の型が同時に流行っていることが大流行の原因の1つらしいですが
当塾にも立て続けにA→Bと罹患して、長期欠席している生徒がいます。
そろそろ症状が落ち着いたという話を聞いたので
「本人が辛くないようならマスクをして塾に寄こしてください」と
伝えましたが、明日は来られるかなあ。

この生徒が所属するクラスでこの話をしたところ
医者の息子が難色を示し、説得を試みるハメになりました。
いわく、「5日間の出席停止日を守るべきだ。彼の場合は10日間外出禁止。
でも、最初のも後のも軽かったらしいし、すでに8日くらい休んでいて
今はもう熱も咳もなくてピンピンしている(むしろ家でゲーム三昧)らしいし
塾ぐらいなら(ウチは少人数だし)そろそろいいんじゃないかなあ。
もし気になるなら隔離して個別でみることにしてもいいし。
テストも近いというのに元気で家で遊んでるなんてダメだと思わない?
と言ったら、「それなら、まあ…」とシブシブという顔。

確かに、「1人くらいいいか」とか「これくらいならいいか」という考えが
大流行を引き起こす、というのはよくわかるんですけどね。
そのことをしっかり父親から教えられ理解し従い
周りにも伝えようとしているんだから、彼の主張を尊重してあげたい。
でもやはり、我々や保護者の立場だと
もう治っているんだったら遊ばせているわけにいかない
少しでも早くテスト勉強を始めてほしい
という焦りのほうが強くなっちゃうんだよなあ。
これが罹り始めだったら
「少しでも症状があるなら無理せず休んでください」って
キッパリ休塾を勧めるんですけどね。

外野はあれこれ言っていますが、休んでいる当人は
きっちり10日間休んで家で遊んでいたいと思っているんだろうなあ。