がめつい…わけでもない

中２クラスで冬期講習会の予定表を配ったら、どさくさにまぎれて
「センセー、お年玉ください！」とねだられました。
家族や親戚からいっぱいもらうんだろうから、それで十分でしょ。

このセリフを言った少年には年の離れた姉がいて、今年社会人１年生。
「今年からお年玉はあげる立場になるから、お正月は海外に逃げたい。」
と言っていたらしい。まあ、こんな弟がいると思えば気持ちはわかる。

どんな弟かっていうと、この少年、お年玉発言を相手にしない私に食い下がり
「ぼく１４才だから、お年玉は１４円でいいんだよ。」と言ってきました。
１４円でいいの？ それって単位は本当に円？
それでいいなら、お姉さんに伝えておくよ。

今年もまた

雪が積もると必ず始まるのが雪合戦。
今年もまたそんな季節がやってきました。

主に男子が休憩時間に外へ出て遊んでいるのですが
雪玉を誰かにぶつけるというよりは、どれだけ遠くに投げられるか
という雪投げ比べという感じになっています。
雪合戦と違って、故意に人に当てようとしていないだけマシですが
それでもかなり遠くまで飛ばしているので危険行為には違いない。

というわけで、今年もまた
「危ないからやめろ～。」「寒いんだから外に出るな～。」と声をかけ
危険行為や迷惑行為をしでかさないか目を光らせることになりました。

それからもう１つ、雪が積もると遭遇するのが雪だるま。
屋外だったらいいのですが、屋内、特に暖房の入った教室内はやめてほしい。
今日、さっそく見ましたけどね。教壇の上にリンゴ２個サイズの雪だるま…。

「コレ置いたの誰～？」と聞いたら、褒めてといわんばかりに
堂々と手を挙げてくれたのを見て怒る気が失せました。
大人が「またか…」とウンザリしている雪を目一杯楽しんでるんだなあ。さすが子供。
でもね、やっぱり教壇の上に水たまりができるのは困ります。

パウンドケーキ（バナナ）

今朝起きたら車の上に約２０cmの積雪。
出かける用事があったので、車と周辺の雪かきをしてから出発。
しかし、とにかく道路がヒドイ。

水はけが悪くて道路全幅が水たまりだったり
除雪が間に合わなくてデコボコのわだちにハンドルを取られたり。
普段は信号の少ない細い道（近道）を走るのですが
今日はなるべく車通りがあって大きい道を選んで走りました。

駐車場に車を停めて約１時間後に戻ってきたら雪で真っ白。
スノーブラシで雪を払ってから再出発…。
出かけたついでにショッピングを楽しもうと思っていたのですが
あまりの雪のひどさにウンザリして、必要最小限で帰宅しました。

で、帰ったらホットケーキ焼こうと思っていたのを
時間もあるし材料もあるので急遽パウンドケーキに変更。


前振りが長かったですが、これが今日のおやつ。
３年前の料理教室で教わったレシピで久しぶりに作ってみました。
香りのよい紅茶と一緒にいただいて、暖かい部屋でぬくぬくと午後を過ごしました。

明日の朝、どのくらい積もっているか…。
窓の外を見るのが怖いなあ。

努力はしてます

中１のあるクラスは、ここへきて急に人数が増えました。
喜ばしいことなのですが、ボスが悲鳴を上げています。
というのは、「名前を覚えられない…」

友達同士で連れ立って入塾してくれた生徒なんて
さすが友達同士、雰囲気がよく似ていて、特に覚えにくいようです。

授業中、端から順番に指名していたのが突然とんだりするので
生徒たちにいぶかしがられているらしい。
そういうところは勘がいいので、すぐに「名前、覚えてないんでしょー。」
と突っ込まれているらしい。
その様子を私に報告してくれた生徒がいました。

私も年々名前を覚えるのに時間がかかるようになってきたので
ボスの気持ちはよくわかります。
自分と年が離れていると、細かい違いを認識しにくくなる気もするし。

何でもそうですが、覚えるコツは対象に興味を持つこと。
姿かたちにはあまり興味がないとは思いますが
生徒からの信頼を得られるよう、しっかり覚えてほしいです。
まあ、今日だって授業前に「髪が長い方が○○さんだったよね？」
なんて予習をしていたんですけどね。

嬉しい来塾者

今日は２４節季のひとつ「大雪」だそうです。
その名の通り、今日は朝から本格的に雪が降りました。
そんな悪天候の中、卒塾生が顔を見せてくれました。

当塾では同じクラスでしたが、別々の高校に進学した女子高生２人。
今年受験生だったはず…進路の相談かな、と思ったら
「推薦入試で進学先が決まりました！」という報告でした。
それぞれ春からは親元を離れて独り暮らしを始めるそうです。
２人とも将来に対するビジョン（なりたい職業）がしっかりあって、頼もしい限り。
同期の塾生の近況も聞けて、楽しいひとときを過ごせました。

今来ている塾生も、いつかこんなふうに顔を見せてくれるといいな。
これからも、こんなふうに、卒業しても気軽に遊びに来てもらえる塾でありたいな。
と思いました。

自己採点

今日は中３英語で先日の模擬テストの自己採点をやってみました。

１題目のリスニング問題から聞き直し。
キーワードになるような単語はハッキリ目に発音されているんだよ。
と言ったのですが、「全部同じ音量だ！」と抗議されました。
音量ではなく、強弱というかハイライトなんだけどね…。
しまいには「日本人が読んでくれればわかったと思う！」という負け惜しみ。
そんな無茶苦茶な…。
最近の入試はリスニング重視傾向なので、あきらめずに取り組んでほしいものです。

長文問題は、私が１文ずつ訳して内容を明らかにしつつ解答しました。
長くて読み慣れない文だと、読まずに解く生徒が多いのが困ったところ。
この傾向は国語でも言えることですが
英語は単語がわからないと読みようがないので仕方がない生徒もいます。
今日初めて本文の内容がわかった！という生徒もいたし
とんでもない選択肢を選んだことに気づいて慌てている生徒もいました。

自己採点中は一喜一憂おおいに盛り上がりましたが
終わってみると、みんな絶望的な表情をしていて
ちょっと見ていてかわいそうな感じがしました。
でもね、本番はもっと厳しいの。
これよりも問題量も解答量も増えるし緊張感が全然違う！

そもそも、その程度の勉強量じゃあ点数を取れないのは当たり前。
残念がるのは相応の勉強をしてからにしてください。

この前の面談で、ほとんどの生徒がほとんど勉強していないことが発覚したので
ガツンと言ってやりました。
まあ、イマドキの生徒は打たれ弱いので、ちゃんとフォローもしましたけど。
危機感を持ってくれるといいんだけどなあ。

じわじわ増加中

寒くなったせいか、このところ体調不良による欠席が増えています。
風邪がいちばん多いですが
部活中に骨折→ギプス生活の生徒や、病気で入院した生徒もいて心配です。

欠席しないまでも、鼻水が出てティッシュが手放せない生徒は多いです。
病気と関係なく、いつもダルそうにしている生徒から
今日は「センセー、歯が痛い。」と訴えられました。
歯医者に行ってください。
（ちなみに、この前は「腰が痛い。」でした。）

欠席分は、なるべく希望に添った形で補講を行う方針なので
これから不規則に忙しくなりそうな予感。
冬期講習会も近いし、受験シーズンも始まるし
気を引き締めて、体調管理もしっかりしなくちゃなあ。

集中力はあるけれど…

長年中学生を見ていて感じるのは
よく話を聞いていない・よく文を読んでいない生徒が多いということ。
説明をよく聞かず、説明文をよく読まずに
自分勝手に問題を解いて全問不正解という、とんでもない生徒もいます。

困ったことに、そういう生徒は自己採点でもよく見ないで全部○にしてしまうので
自分が間違っていること、わかっていないことすらわかっていなかったりします。

授業中、ボーッとしているわけではなく
一見しっかりやっているように見えるからタチが悪い。
プリントを提出させて初めて、とんでもないことになっていることに気づくパターン。
最近何度も経験しています。

たとえば今日の中１英語のプリントより。
日本語に直しなさい。Where　does　he　go　every　Tuesday?
生徒の答え→「彼はどこでゴー火曜日。」
全く意味不明。だいたい、なんだその「ゴー」は。
口頭で何度も訳し方の説明をし、goは「行く」という意味だとも言ったのにコレ。↑
同じ問題で「彼は毎日火曜日に行きますか。」と自信満々に書いていた生徒もいました。
ちょっと、whereはどこへ行ったわけ？

このタイプの生徒には、授業中何度も名指しで注意を促したり
たまに見に行って正しく書いているか確認したりしていますが
中学生になってからではなかなか改善が難しそうです。
速けりゃいいってもんじゃないし、いっぱいやればいいってもんでもないってこと
どうしたらわかってもらえるのか…。

どんどん問題をやっている割には何も身についていない空しさは
教えている我々よりも、解いている本人たちの方が感じていると思うんだけどなあ。

クリスマスの予定

今週から在塾生に冬期講習会の予定表を配り始めました。

さっそく中３クラスでは「えー。」という抗議の声が。
１日のコマ数が多い、というのは夏期講習会並みなのでいいとして
２５日にも授業があるのが嫌らしい。
「２４日は休みにしたんだから、いいでしょー。」と言ったら
「２５日も友達と集まる約束があるんだもん！ 」とのこと。
イマドキの生徒に「受験生にはクリスマスも正月も無い！！」は通用しないので
「そういうことは模試でＡ判定を出してから言って。」と言って黙らせました。

たまに息抜きは必要だけど、彼らは息抜きっぱなしだからなあ～。
はっきりいって、今年の中３クラスは
冬休み中に勝負をかけて勉強しないと間に合わなそうな生徒たちだらけ。
その辺の自覚がないことも頭痛のタネです。

シクラメン

昨日は朝から雪が降り、一気に冬景色になったのですが、今日は一転していい天気。
寒かったものの日差しがあったため、昨日の雪はあっという間に消えました。

さて、今日の１品はシクラメン。
食材を買いに出かけたときに見つけてしまい、かわいらしさについ衝動買い。
小さいながら可憐な花が、冬の寒くて暗い部屋の中を明るくしてくれそうです。

部屋の中にはもう１鉢シクラメンがあります。
こちらは夏から花が咲いていたのですが、この寒さにますます元気いっぱい。

その元気をちょっと分けてほしいくらいだわ。