「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

まもなく最終決定

2016年01月21日 |   中3 
冬期講習会最終日に実施した模擬テストのデータが戻ってきました。
各中学校では最後の三者面談が始まり、事実上、今月中に中3生たちの受験校が決定します。
我々も戻ってきたデータを見ながら、それぞれの生徒への指導方針と今後の授業方針を話し合い
さっそく授業終了後、生徒からの要望で三者面談を実施しました。

学校の先生の中には「(合格するかどうかはともかく)受けたいなら受ければ~」と
無責任な発言をされる方もいらっしゃるようですが
我々は今までの経験と過去の蓄積データから、かなりハッキリ言わせてもらっています。
本人の「落ちたくない」と我々の「落としたくない」の利害が一致しているところでもありますし
「受験指導」が塾の最大のウリなわけですし。

ただ、「絶対ムリ」とハッキリ言うことはありません。
可能性が少しでもありそうな生徒には
「このままだとムリだから、本当に受かりたいなら、我々の言うとおりに(勉強)しろ!」とか
「倍率発表後の志望校変更期間まで、やれるだけやってから決めたら?」などと
声をかけたりしています。(で、約1ヶ月様子を見て判決を下します)
逆に、完全にムリと判断される生徒や、志望校を下げる方向で迷っている生徒には
すっぱり未練を断ち切って気持ちを切り替えられるような声掛けもしています。

いつまでも迷っている時間がもったいないし、
「ダメかもしれない」というイメージが最大の敵なので
生徒たちが目標に向かって真っ直ぐ進めるように、明快な言葉を心がけています。
内心は「この生徒はこの方向のアドバイスで大丈夫かしら?」と思うこともあって
しょっちゅうボスや同僚と意見交換しているんですけどね。

志望校倍率が確定するまで、それぞれの生徒たちの最善の選択を見守っていきたいと思います。

健康第一、勉強第二

2016年01月20日 | 今日のお仕事 
今日の当塾塾生の欠席者は
うち、インフルエンザが
とうとう流行の波が当塾にもやってきました。

諸事情により、今期は予防接種を受けなかったボスが
「うつったらどうしよう」と青ざめていました。
一方で
「毎年予防接種を受けているけど、毎年インフルエンザになってる。
なんて自慢げに教えてくれる塾生もいるので
そんなに予防接種を過信することもないように思います。
私なんて社会人になってから1回も受けたことがありませんが
厄年に1回罹ったきりで、他の年はなんともないですからね。
予防接種以外の要素が大きいのではないかと思っています。

今日塾に来た生徒の中には、体調が悪そうな生徒がいて
まだまだ欠席者が増えそうで心配です。
定期テストが近いとはいえ、あんまり無理しないように
栄養と睡眠をしっかり取るように言って帰しました。
体調を崩してしまったら、どんな努力も水の泡。
それに、何がきっかけでもっと大きな病気になるかわからない怖さもあるし
とにか健康第一です

ちなみに、今日の欠席者のもう1人はサボリらしい(←仲間のチクリにより発覚)。
もうすぐ定期テストなのに、これはこれで問題だし、心配。

そろそろシーズン

2016年01月19日 |   誤・迷答!
市内の小学校で学級閉鎖・学年閉鎖になっているところが出てきました。
インフルエンザの流行がヒタヒタと近づいている感じです。

生徒たちの様子を見ていても「眠い~」「なんかダルイ~
「腰(あるいは関節など)が痛い~」など訴える生徒が急に増えました。
いつもだったら「雪だー!!」とはしゃぎまわっている生徒たちなのに。
授業中も静かでいいのですが、静かすぎて少し不安。

今日の英語の小テストで、こんな解答を見つけて、別の意味でも不安。
英語を日本語に直しなさい。

「ッ」が多くて読めませんけど!!
まさかテスト中にウトウトしてないわよね?

もうすぐ今年度最後の定期テスト。
しっかり目を開けて気合いを入れて
インフルエンザなんて寄せ付けずに励んでほしいです

思い出の善し悪しも天候次第

2016年01月18日 | 今日のお仕事 
関東では大変な積雪だったそうですが、コチラは雨。
コチラが荒天だとアチラは好天で
アチラが荒天だとコチラは好天というのは
いつも通りといえばいつも通りですね。

市内の小学校は今週スキー遠足を行うところが多いようですが
雪が少ないこととインフルエンザが流行り始めたことで
開催が危ぶまれています。
ある小学校は、決められた土日に個人(またはグループ)で
お家の人と学校が指定したスキー場に行くことで
スキー授業終了ということになったらしい。
「昨日Sスキー場に行った!
「ちょっと遠いけどM町のスキー場に行った!」という声を聞きました。
「リフト上でストックを落として後で拾ってきた」武勇伝を
語る生徒もいたりして、それなりに楽しんだ様子。
私自身はスキー授業で楽しかった思い出はほぼゼロなので
とても微笑ましく思いました。

私が在学中も暖冬少雪の年がありましたが
雨の中のスキーほどイヤなものはないです。
(吹雪で視界ほぼゼロのスキー授業も怖かったけど…
私とは違って、彼らは回数が少ない分、コンディションのよい状態で
スキー授業に臨めるといいなあと思います。

シュクレのプチ・ガトー

2016年01月17日 | 今日の1品 
今日は思ったほど天候が荒れることなく
ときどき雪がちらつきつつ日差しもさす穏やかな1日でした。
外出しないのはもったいないような天気なうえ
妹が甥っ子たちを連れて実家に遊びに来ると聞きつけて
私もいそいそ帰省しました。

お正月に鼻風邪をひいた甥っ子たちはすっかり元気いっぱい。

兄(2才半)の言動をじーーっと観察する弟(4ヶ月)。
遊びに夢中になって大きな音を立ててしまい
ビックリして泣き出した弟に神妙な面持ちで気遣う兄。
「弟カワイイー!」と顔を近づけて頬をプニプニしてくる兄に
露骨にイヤそうな顔をする弟。
なんだか今からこの兄弟の関係性に目が離せません。

さて、今日の1品はシュクレのケーキ。↑↑↑
先日誕生日だった母のために妹が買ってきたものです。
どれも目に鮮やかで美味しかったです。
私はピンク色のケーキをいただきました。
甥っ子(兄)にはフルーツのロールケーキ。

中のクリームとフルーツを真っ先に食べて「おいしぃ~。
その表情の可愛らしいこと。

兄弟2人とも年齢(月齢)の割に大柄とのことですが
このままスクスク大きくなってほしいです。

赤ペンインクの減りが早い

2016年01月16日 |   中3 
中3クラスでようやく筆答試験対策を始めました。

平成27年度入試から始まったばかりの試験だし
英語と国語に関しては長文読解+自由作文ということもあり
何を使ってどんなやり方で対策「授業」をするか、だいぶ悩みました。

夏くらいから授業中にちょくちょく筆答試験を意識した内容を取り入れてはいたし
単発で集中講座的なものはやってみたことはやってみたのですが
これで力がついたか?といえば疑問だったので…。

これから入試本番まで、継続して生徒たちの実力や自信につながるものを、と考えて
結局、普段の授業で基礎的な部分を強化するような教材(自作プリント)を使いつつ
希望者に添削課題を出す、ということに収まりました。

で、今日が最初の課題提出日。
思ったよりも多くの生徒が提出してくれて、意識の高さがうかがえました。
が、思った以上に出来の個人差が激しく、添削にだいぶ時間がかかりそうです。
相変わらず問題の読み取りが甘い生徒が多いので
まだまだ表現力より読解力に重点を置いた指導が必要みたい。

本番までの時間と筆答試験の配点(初日1000点に対して100~200点)を考えると
初日の暗記科目に力を入れた方が良さそうな生徒の方が多い気がしますが
そのへんの調整も見極めながら指導していきたいと思います。

バルス祭りには参加しないけど

2016年01月15日 | 今日のお仕事 
そろそろ定期テスト2~3週間前になり、対策授業の準備期間に入りました。
今日から希望者のために授業終了後に自習教室を開放したのですが…今日は希望者ゼロ。
遠慮しなくてもいいのに~、と声をかけたら
「テレビでラピュタ見るから、今日はムリ!
そういうことか。
やはりジブリ映画は強いなあ。

そんなわけで、私も今日は予定より早く退勤できました。
そして結局ラピュタ見てますw
DVDも持っているのに、やっぱり見ちゃうんだよなあ。
30年も前の作品なのにすごいなあ。

スピード重視はキケン

2016年01月14日 |   誤・迷答!
冬休みが終わったばかりだし、卒業に向けての準備のためか
「今年になってから、まだ国語の授業がない」という小6クラスでは
教科書準拠のテキストは進めず、ちょっとした復習プリントをしました。

早く終わってしまった生徒たちには、小1レベルの漢字プリントを渡し
回収したものを今日やっと丸付け終わりました。
予定のプリントが早く終わるような生徒だし、普段の様子からしても
自由にやらせておいて大丈夫、と油断…ではなく信頼していたんですけどね…。

この解答にビックリです。↓↓↓

「土から竹が日本、出ています。」
何を出してるんだー!!
おそらく前後を読まずに、そこだけ見て書いたんだろうなあ…。

こんなのもありました。↓↓↓

雨の側は、千この金の石のようです。」
「雨の川」と書く子は意外と多いんですが、これは初めて。

急がなくていいから、よく読んでミスのないように確実に
問題に取り組んでほしいんだけどなあ。
今からこれだと、中学に入ってからが心配です。

ダブルトム

2016年01月13日 |   誤・迷答!
中3クラスでは、英作文の基礎として、冬期講習会から引き続き
受験用テキスト掲載の基本文を素材に作文練習をしています。(関連記事コチラ
しっかり身につくまで繰り返すことが大切だと思っているのですが
本人に自覚がないため、あまりにも進歩がなくて
「これは時間のムダなのか…?」と心が折れそうになることがあります。

しかし、こんな答案を見ると、呆れるを通り越して和んでしまい
「やっぱり短時間でいいから続けよう。しつこく『注意しろ!』と言ってやろう。
と思い直しました。

こんな答案↓↓↓

アヤはどこへ行った?
トム好きにもほどがあるわよ。 (当ブログのトム3連発記事コチラ。関連はありません。)

まだ伸びしろはたっぷりある!入試本番まで50日以上ある!
あんまり悲観的にならないようにしないとなあ~。 
生徒たちはあまりに楽観的すぎて心配になるレベルだけど。

志望校合格が最大の目標ではありますが
それプラス、入学後、少しでも赤点から縁遠い学生生活を送れるように
今私ができることをしっかりやり遂げたいと思います。

正確に訳して!

2016年01月12日 |   誤・迷答!
中2英語は「比較」の単元に入りました。
単純な文法的ルールを覚えられない生徒がいることに加えて
正しく日本語に直せない生徒がいて、今から次の定期テストが不安です。

たとえば、He is taller than Ken. という英文を
彼よりケンの方が背が高い。」と訳す生徒が少なからずいるのです。
「先頭の主語を訳したら、最後の単語から1つずつ戻ってきて!」と指導しているにもかかわらず。
なぜ He を「彼は」と素直に訳してくれないんだろう…。
(正解は「彼はケンより背が高い。」)

I like summer better than winter. という英文も
「私は夏より冬が好きです。」と訳す生徒がけっこう多い。
どうしても書いてある順に訳したくなっちゃうんでしょうね。
でも、英語は伝えたいことを真っ先に書くから
この文だと「私は夏が好き。」がメイン。その後ろはオマケ。
…と何度も説明しているんですけが、なかなか覚えてくれません。
(正解は「私は冬より夏が好きです。」

He is as tall as Ken. という英文を
「彼ケン同じくらい背が高い。」と訳す生徒もわりといます。
同じことを表してはいますが、とりあえず最初は正確に
「彼ケン同じくらい背が高い。」と訳してほしいなあ。

あと、こういう問題外もいます。↓↓↓

「あの本」はまだ読んでいないのかしら。

最後の例はともかく(
自分の伝えたいことを正確に相手に伝えるための手段としての言語なのだから
それが日本語であっても英語であっても、もうちょっと言葉に対して神経質になってほしいなあ。