十二月十八日(金)晴れ。
今日も寒かった。考えてみれば、もう十二月も半ばを過ぎたのだから、寒いのは当たり前だ。子供達が学校へ行った後は、自宅で、機関誌の編集。かつて野村先生が、ロック歌手の内田裕也氏と「週刊プレイボーイ」で対談をしたことがある。それを、再録と言う形で、原稿に起こしている。
三時半から下の子供を連れて歯医者。終了後は、伊勢佐木町の有隣堂へ行った。何と、郷土史のコーナーに田中健之氏の本があった。「横浜中華街ー世界最強のチャイナタウン」(中公新書・820円)という本である。こういったものも書くのかと、チヨット感心した。田中氏とは彼が高校生ぐらいの時に、亡くなられた松本効三先生にご紹介された。玄洋社の平岡浩太郎の曾孫で、アジア独立運動史を研究している。
その田中氏の本に加えて、「消えた横浜娼婦たちー港のマリーの時代を巡って」(檀原照和著・データハウス・1700円)を買った。横浜市史は私のライフワーク。
夜は、我が酔狂亭に客が来るので、酒のつまみの買い物。鳥のぶつ切りの唐揚げ。納豆と山芋の和え物。牛レバーの唐揚げ中華風。冷奴の山わさび添え。「山猿」という麦焼酎を楽しんだ。十一時まで。久し振りの中破・良飲。