白雲去来

蜷川正大の日々是口実

久し振りの中破・良飲。

2009-12-19 23:51:18 | インポート

十二月十八日(金)晴れ。

 今日も寒かった。考えてみれば、もう十二月も半ばを過ぎたのだから、寒いのは当たり前だ。子供達が学校へ行った後は、自宅で、機関誌の編集。かつて野村先生が、ロック歌手の内田裕也氏と「週刊プレイボーイ」で対談をしたことがある。それを、再録と言う形で、原稿に起こしている。

 

 三時半から下の子供を連れて歯医者。終了後は、伊勢佐木町の有隣堂へ行った。何と、郷土史のコーナーに田中健之氏の本があった。「横浜中華街ー世界最強のチャイナタウン」(中公新書・820円)という本である。こういったものも書くのかと、チヨット感心した。田中氏とは彼が高校生ぐらいの時に、亡くなられた松本効三先生にご紹介された。玄洋社の平岡浩太郎の曾孫で、アジア独立運動史を研究している。

 その田中氏の本に加えて、「消えた横浜娼婦たちー港のマリーの時代を巡って」(檀原照和著・データハウス・1700円)を買った。横浜市史は私のライフワーク。

 

 夜は、我が酔狂亭に客が来るので、酒のつまみの買い物。鳥のぶつ切りの唐揚げ。納豆と山芋の和え物。牛レバーの唐揚げ中華風。冷奴の山わさび添え。「山猿」という麦焼酎を楽しんだ。十一時まで。久し振りの中破・良飲。

Img227 ※田中健之氏の本です。チョツト意外でした。

Img229 ※横浜に関して書かれた本を集めています。

コメント (2)
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文字を読むのではなく、人を読む。

2009-12-19 23:24:40 | インポート

十二月十七日(木)晴れ。

 いやはや寒い一日だった。午前中に、お世話になっている方にご挨拶の為に東京行き。いつも貴重な話を聞かせて頂き、本当に感謝している。とんぼ返りで横浜に戻り、家人と合流して、銀行、郵便局と回って、中華街の「中華飯店」にて昼食。私は、パイコー飯にモツ炒め。愚妻と、子供は、えびそばと高菜そば。昼間なので一杯やれなかったのが残念。

 

 昼食後は事務所にて、五時過ぎまで仕事。帰宅後は、20度の「いいちこ」を飲みながら、夕食を済ませて、読書。岐阜の読書人、細川嘉彦先生に勧められた、山平重樹氏の「最強の経済ヤクザと呼ばれた男ー稲川会二代目石井隆匡の生涯」(コアマガジン・1600円)を読んだ。

 先日、読了した、「実録・神戸芸能社」もそうだが、山平さんの本は、人物を通して、時代を読めるので、とても勉強になる。特に、私は「人物伝」が好きなので、こういった本は楽しい。そういえば、文春のS谷氏からご恵送された佐野眞一氏の「鳩山由紀夫」に関する本を事務所に置いてきてしまった。近々、ご紹介してみたい。

Img230 ※、山平さんの真骨頂ですな。


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大行社の納会に出席。

2009-12-19 23:07:17 | インポート

十二月十六日(水)晴れ。

 今日は、午後一時半より、大行社の幹部会と納会が行なわれる。大行社本部のある田町の駅にて、正午に、戦前の民族派の資料をまとめたものを本にする、というN氏と待ち合わせをした。戦前の民族派団体とその運動を解説したものだが、企画書を見ただけでも、良くこれだけのものを集めたかと、感心してしまう。値段も相当なものになるだろうし、ともかく編集が大変だ。微力ながらご協力をお約束させて頂いた。

 

 一時半より、幹部会議。山口申、四宮正貴、保坂龍廣の諸先生に次いで、年末のご挨拶をさせて頂いた。

 

 四時より、三田の某中華料理店にて納会。慶應の小林節先生とご一緒のテーブルとなり、やはりここでも、小沢一郎の話が中心となった。料理がとても美味で嬉しかった。

 

 二次会は、六本木に転戦してカラオケ大会となった。飲み始めが早いせいもあって、自宅に戻ったのも早かった。そのまま布団に入って寝てしまった。

 

 時代物作家の宮城賢秀さんから、著書をご恵送頂いた。宮城さんは、もの凄いスピードで本を出版される。以前も、宮城さんの「出版百冊記念」のお祝いに出席させて頂いたが、その後も、毎月のように新刊本を頂く。事務所の本棚には、「宮城文庫」が出来ている。

Img228 ※是非、ご一読をお願い致します。


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国家、獅子身中の虫。

2009-12-19 22:42:24 | インポート

十二月十五日(火)曇り。

 早いもので、十二月ももう半ば。歳月の流れの速さに、あらためて愕然とする昨今である。

 

 例の国賊小沢一郎の問題で、一水会の木村代表はじめ、全国の同志、社友から連絡が入る。誰もが、このままあの野郎を放置しておけば、民族派の鼎の軽重を問われる、と真剣に思っているのだろう。

 

 獅子の身中に住んで、その恩恵に蒙っている虫が、かえってその獅子の肉を食って、これに害毒を与える、との喩えがある。政治家として、国家の恩恵を蒙っていながら、これに反旗を翻し、害毒を与える。これを獅子身中の虫、と言う。正に小沢一郎そのものではないか。

 

 「大吼」の春号では、小沢はもちろん、あいつの自宅の住所、家族の顔写真などの全てを公開してやるつもりである。文字通り、平成の尊氏、小沢特集号となる。

 

 鈴木邦男さんから、著書をご恵送頂いた。「右翼は言論の敵か」(ちくま新書・760円+税)である。思わず、ドキッとするタイトルだが、内容はとても良く、戦後の民族派運動のテキストとなるような本だ。最近は、左翼への共感が著しいと、随分批判もされているようだが、この本は、そんな鈴木さんへの批判を吹き飛ばすような内容に溢れている。以前、彩流社から「新右翼」という本を出されたが、そのダイジェストとも言えるかもしれない。

 

 特に、終章の「言葉を伝える戦いー野村秋介の思想戦争」は、門下生ならずとも、野村先生のファンにとっては必読とも言える。是非共ご一読を。

Img226 ※勉強になりました。


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全く国家観というものがない小沢一郎。

2009-12-19 22:05:05 | インポート

十二月十四日(月)曇り。

 いやはや一週間もブログをサボってしまった。別に、のんべんだらりんと過ごしていたわけではないが、先生や坊さんでもないのに、さすがに師走、何かと忙しい。

 

 民主党の小沢一郎に関して、お世話になっいている、ある会社の会長から話を聞いた。

 それによると、小沢は、自民党時代からも、親しい議員達の話によれば、「国家観」というものが全くない、と言うのだ。何十年も小沢と付き合いのある政治家も、小沢の口から「国家観」と言うものを聞いたことがない、と言っている。日本とか祖国というような概念が小沢には全くなく、あるのは権力欲と、権謀術数の手管のみ、と言うのだからあきれる。

 それは、今回の陛下に対する「指図」にも表れている。正に、平成の尊氏である。こんな野郎をのさばらせていては、日本人全体の恥となる。来年は、小沢との戦いとなるだろう。

 

 ここの所、良い本ばかりにめぐり合っている。先日、読了した「上海ラプソディー・舞姫マヌエラ自伝」を面白くした「ルーズベルトの刺客」(西木正明著・新潮社文庫)をアマゾンで取り寄せて読んだ。戦前の、いわゆるオールド上海について書かれた本のファンである私にとっては、とても楽しく読めた本で、終りに近づくと、読み終えてしまうのが、惜しくて、ついふっーと、ため息など出てしまう。

 

 コタツに入って、好きな酒を飲みながら読む本としては最高のものだ。

Img224※オイチョかカブの面白さ。


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