白雲去来

蜷川正大の日々是口実

幾年耐えて、今日の初霜。

2009-12-21 11:23:14 | インポート

十二月十九日(土)晴れ。

 朝起きて、外を見たら、前の工場に駐車してある車の屋根が、霜で真っ白となっていた。寒いはずである。ニュースでは、横浜では、初霜だそうだ。初霜という言葉を聞くと、三島由紀夫先生の辞世を思い出す・・・

 益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴りに

   幾年耐えて今日の初霜

 

 誰に見られるでもなく、初冬に出来る霜。しかし、この霜が降りなければ、冬の訪れがない。次の季節の訪れを、先駆けて散る、自身に重ね合わせたのだろう。

 お隣の支那では、その昔、霜は天から降ってくるものと考えた。有名な張継の七言絶句「楓橋夜泊」に、

 月落烏啼霜天満(月落ちて烏啼き霜天に満つ)

とあるように、当時の支那人はロマンチックだった。

 

 午前中は、家族で居間の片付け。読んでしまった本や、DVDなどが山積みとなっているので、整理をして、事務所に運んだ。居間は片付いたが、事務所がヒドイことになってしまった。

 

 午後から、マイカル本牧にて買い物。その後、子供をアイススケートに送ってから帰宅。パソコンに向おうかと思ったが、横になったら、そのまま六時近くまで寝てしまった。カタギの衆とお天道様に申し訳ないと思ったが、今日は土曜日なので、マッいいか。

 

 明日、忘年会が二つ入っているので、今日は休肝日とした。昨日、伊勢佐木町で、「バトル・フォー・スターリングラード」前編・後編各五百円を買った。前半部分を見ていたら眠くなってしまい、そのまま寝た。折角買ったのだから、見ようと思うのだが、退屈そうだ。

 昼寝をしてしまったことに加えて、飲んでいないので、眠れそうもない。本を読もうかDVDを見ようか、ここが思案橋。

Img232 ※一枚500円ですから、つい買ってしまいました。


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