十二月二十三日(水)晴れ。天長節。
今日は天皇陛下七十六歳の御誕生日。起床後、顔を洗い、口をすすぎ、玄関に国旗を掲げ、皇居を遥拝。謹んで、今上陛下の御生誕日をお祝いし、あわせて御皇室の弥栄をご祈念する。
午前中は、自宅の掃除を済ませた後に、手紙を六通ほど書く。お歳暮の御礼や原稿の依頼、機関誌の購読のお願いなどである。年間一万五千円、確かに天下の「文春」や「新潮」と比べたならば、サギと、罵られるかも知れないが、車に例えれば、この購読料なくしては、燃料がないのと同じで、車体はしっかりしているが、動かない。
購読して頂くためにも、良いものを作って行かなければと思っている。一段落したところに、私が編集している「大吼」の新年号が、印刷所から届いた。新しい雑誌を手にすると、生まれたきたわが子を初めて見るような気がして、心が弾む。執筆者の方々にお礼の手紙などを準備する。
今日は、午後五時より、神奈川県維新協議会(中村憲芳議長)の主催による、「天長節奉祝」の街頭行進が行われる。伊勢佐木町裏の大通公園にある旧石の広場に着いたのは、五時を少しまわっていた。埼玉の野田和昭氏や内田春雄、伊藤満、福田邦宏、三沢浩一といった同志諸兄にご挨拶。一部式典の後に、六時から提灯やノボリを立てて徒歩行進。拍手で見送って、自宅に戻った。
夕食時に、友人から送られた「一粒の麦」という焼酎を飲む。美味なり。