十一月二十九日(日)晴れ。
今日も一日自宅で原稿書き。いやパソコンなので原稿打ち、か。民主党の行なった「事業仕分け」が終了した。賛否両論こもごもだが、若い人が多いだけに、民主党のパフォーマンスは上手いと思う。専門家ではないので、難しいことは分からないが、事業仕分けで決まったものが、かならずや来年度の予算に繁栄するものではなかろう。しかし、予算の仕組みを国民の前に公にしたことは良いことだと思う。自民党の政権だったら絶対に不可能だったに違いあるまい。
私は、現在の日本は、遅まきながら脱アメリカ、脱官僚政治、脱族議員に対する「産みの苦しみ」と戦っているのではないかと思う。先日の「日本を糺す会」で、防共新聞社の福田邦宏さんが挨拶の中で話していたが、「今の日本の悲しみは、『亡国の政党』か『売国の政党』を選ぶ以外に選択肢がない」と言うことだ。早くガラガラポンして、真の保守政党の出現を待つ以外に祖国再生の道はない。
鳩山首相の献金疑惑が連日マスコミを賑わしている。しかしだ、考えてみれば、企業や怪しい個人からの献金などではなく、殆どが、自分の金や親からの援助の金である。自分の金などびた一文出さないくせに、蓄財に奔走する多くの議員と比べたなら、立派なものではないか。もちろん現在の法律には「贈与税」などの問題があるが、鳩山首相も、親からの金を何も隠すことはなく、堂々と公表すれば良いのだ。貧乏人の僻みと思われるかもしれないが、私が一番嫌いなのは、金持ちのクセに、金を使わない連中だ。金儲けだけに奔走して、公に対する気持ちや、弱者に対する思いやりのない連中。例えば、ホリエモンや欽ちゃん似のファンドの奴とか・・・。
夜は、社友会の松本佳展君と小枝ちゃんの二人が来訪。何でも、松本君は、靖国の清掃奉仕へ出かけてきたとか。門下生や一門の人達が、こういったことに目を向けてくれることが嬉しい。「魚孝」で買った鮪で一献。