白雲去来

蜷川正大の日々是口実

読書の楽しみとは。

2009-12-13 17:06:51 | インポート

十二月十日(木)晴れ。

 昨日とうって変わって、暖かい日だった。朝食後は、東京行き。お世話になっている方と歓談。三十分ほどでお暇した。すぐに横浜に戻り、やはりお世話になっている方の新築祝いの挨拶に出かけた。その後、事務所へ。

 五時過ぎに帰宅して、家人と夕食の買い物。今日は、子供達のリクエストで「牛丼」にした。私は、しらたきが好きなので、大量に入れる。牛肉は、安い輸入の肉で充分だ。焼き豆腐と、えのきに玉ネギを入れて、味付けは市販の出し汁で調整する。こんな感じでも、牛丼屋とは変わらない。
 
 

  余り飲まずに、アマゾンで取り寄せた「上海ラプソディー・伝説の歌姫マヌエラ自伝」(和田妙子著・ワック出版)を読んだ。
 私は、戦前の、いわゆる「オールド上海」に関する本が好きで、特に、阿片王と言われた里見甫氏について書かれた本を読んで以来、インターネットで探しては取り寄せている。
 和田妙子ことマヌエラは、戦前に上海の外国疎開のナイトクラブで活躍した、ダンサーである。日本人であることを隠して、一世を風靡した。
 彼女を取り巻く人間関係や、奔放な生活。山平重樹氏の「実録・神戸芸能社」もそうだが、良い本を読了した時には、どんなに疲れていても、目が冴えて中々眠れない。読書の楽しみは、そういった本との出合いにある。

Photo ※シッピン、クッピンぐらいの面白さ。


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