十二月二十二日(日)晴れ。
午前中は、真面目に仕事。勤め人ではないので、何の用事も入っていない時に集中して仕事をする。それにしても事務所は寒くてかなわん。慌てて内装をしたために、断熱材を入れるのを忘れた。コンクリートの打ちっぱなしに薄いカーペットを貼っただけなので、冬は冷えることこの上もない。油断すると、必ず風邪をひいてしまう。本と資料が山積しているので、ストーブなどの火が使えない。それなりにスペースはあるから、家庭用の冷暖房機では中々、温まらない。何とかしなければ。
夕方に、帰宅して、録画しておいた男女の高校駅伝を見る。一年で一番楽しみな時間である。風呂に入って、食事の支度(といっても酒の肴だが)をしてから、見る。いやはや、楽しいの何のって。神奈川は荏田高校と白鵬女子の二校が出場していた。荏田高校には、松野明美さんとソウルオリンピックの代表を争った田村有紀さん(現・出水田)の娘さんの出水田眞紀さんがいる。田村有紀さんは、 三十一歳で現役を引退し、現在は日産自動車に勤務しながら、娘さんのいる白鵬女子陸上部のコーチをしている。
県立荏田高校には、私の家の近くの永田中学で活躍して、将来を嘱望されている木下友梨菜さんが進学したことを駅伝メンバーで知った。今年は、二校ともタイムが良いので期待していたが、惜しくも荏田高校は九位で入賞を逃した。白鵬は十一位。優勝は、愛知の豊川。圧勝だった。いつも応援している興譲館が二位に入ったのはさすが名門。
男子も、見ごたえのあるレースだった。ゴール直前で山梨学院が抜け出して初優勝。女子は、六位。何でも、女子の選手には、五千を十五分台で走る選手が何人もいるとか。それで優勝できないのだから、女子高校生のレベルも高くなったものだ。神奈川の常連は、藤沢翔陵は二十一位だった。ここの陸上部の監督の小菅正男さんは、私の高校の一級先輩である。
久しぶりに、充実かつのんびりした休みとなった。駅伝万歳。