十二月二十五日(水)晴れ。
午前中は事務所の片づけ。自宅に戻り、幾らなんでも二人の子供に少しは気を遣わなければと思って、コージコーナーにケーキを買いに行った。その後、スーパーなどを回ってお正月の飾り物を仕入れるなどして帰宅。
事務所を片づけていたら、先日頂いてきた小早川貞夫先生の蔵書の中から「新勢力」の「創刊二十周年記念号」が出てきた。編集人は久保内薫さん。自宅でその懐かしい雑誌を読めば、錚々たる方々が執筆なされている。「異端の右翼」を書いた津久井龍雄先生や石川準十郎先生中村武彦先生、葦津珍彦先生、小山寛二先生、長谷川義記先生、櫻井義晃先生などである。
そして、若手の論客(当時は)では池田龍紀、鈴木邦男、犬塚博英の諸氏に野村先生も獄中から「俳句・鉄窓春秋」を寄せている。「新勢力」を発行していた毛呂清輝先生はじめ重鎮の方々は皆、幽明境を異にしてしまった。こういった雑誌が消えてしまうのは本当に惜しいと思っている。何とか方法を考えなければ。