白雲去来

蜷川正大の日々是口実

お正月。

2014-01-03 16:37:26 | インポート

平成二十六年一月一日。(水)晴れ。

九時に、志村君親子と横田君と松本佳展君に迎えに来てもらい伊勢原へ。毎年正月は、野村先生のお墓参りを済ませてから、私の両親のお墓、そして平成十八年に四十九歳という若さで亡くなった板垣哲雄君のお墓参りをするのが正月の最初の行事である。

東名高速は正月とあって空いていた。途中海老名のSAで朝食。ここは混雑していてテーブルを探すのが一苦労だった。好きな物を選んで食べている時間がないので、今年の第一食は吉野家の牛丼。皆で、今年も貧しい食になりそうと呵々大笑。

浄発願寺にてご住職に年頭の挨拶を済ませてから野村先生のお墓に皆で手を合わせた。終了後に、私の両親のお墓へ。今年は下の子供が受験なので、力を貸して下さいとお願いした。

その後は、新横浜の古刹、三会寺(さんねじ)へ。お墓に着けば、きれいに掃除がしてあった。近くに住む岩上先輩のご厚意かと思って電話すると案の定そうだった。二年前に七回忌を済ませたが、元気でいられたら何とか十三回忌までは墓守をするつもり。

帰宅後は、贅沢にも日の高いうちに風呂に入ってから録画しておいた「ニューイヤーズ駅伝」を見ながら早めの独酌。正月ならではである。気が付けばテレビを見ながら寝てしまい、子供たちに怒られながら、布団に入った。


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霜鬢(そうびん)明朝 又一年

2014-01-03 15:34:19 | インポート

大晦日。(火)晴れ。

ぼやーっとしていても、あくせくしても、貧乏をしていても等しく年は明ける。家族四人、たいした病気も怪我もせずに新年を迎えられることに感謝しなければ。

北海道にいたのはもう二十年以上も前のことだ。以来、大晦日になると中国の詩人である高適の「除夜作」という漢詩が浮かぶ。       

旅館寒燈獨不眠   旅館の寒燈に独り眠れず

客心何事轉凄然  客心何事ぞ転(うた)た凄然   

故郷今夜思千里  故郷今夜 千里に思う

霜鬢明朝又一年   霜鬢(そうびん)明朝 又一年   

と言うものだ。本当に髪の毛は霜のように白くなって、年が明ければ六十三歳となる。正に、門松は冥土の旅の一里塚。めでたくもあり、めでたくもなし。である。

夜は、松本佳展君と彼の友人のM君、そして京子&アイリちゃん親子が来訪しての年越しの会。今年は、皆さんそれぞれ予定が入っているとのことで少人数での飲み会となった。「紅白歌合戦」を見ながら私の手料理で飲む。そして新年を迎える

今上陛下の御代、平成二十六年が皇国はもとより皆様にとりましても佳い年でありますことを心からご祈念申し上げます。


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暮の商店街の雑踏が好きだ。

2014-01-03 15:01:15 | インポート

十二月三十日(月)晴れ。

正月用の肴の仕入れに下の子供を連れて松原商店街へ行った。大した買い物をする訳ではないのだが、暮の商店街の雑踏が好きなので、見物も兼ねての買い物。

駐車場は何処も一杯で、一瞬、こんな日のこんな時間に来たことを後悔したが、運良く一台空いたので車を止めた。商店街へ行くと、ガードマンが出ていてものすごい行列が出来ていた。マグロの専門店の魚幸で買い物をする人の列。「並ぶ」のと「待つ」と言うのが大嫌いな私は、当然無視をして他のお店へ。しかし、何で正月に日本人は、マグロに執着するのか良く分からん。

明日から二日まで、友人、同志が来訪するのでその準備もしなければならない。何にしようかと悩んだが、大勢で食べられるものが良いと思い、おでんに豚のナンコツを煮ようと思って大量に買った。おでん種は、やはり紀文など有名メーカーの物が美味しいのだが、そこそこの値段がするので、そこはあまりこだわらないことにした。

ナンコツは、沖縄のソーキ風に「かつおぶし」と豚肉でダシを取ったものを味付けして、コトコトと煮ると、ナンコツまで柔らかくなる。最近は「圧力鍋」があるので、時間がうんと省略されて、調理には便利になった。そんなことをしているうちに暗くなり、風呂に入って家族で夕食。まあ贅沢を言わなければ、こんな幸せはない。様々な恵と人に感謝して愚妻を相手に「黒霧島」で酔った。


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