白雲去来

蜷川正大の日々是口実

大学の入学式。

2017-04-10 12:28:50 | 日記
四月十日(日)雨。

下の子供の入学式。朝早く起きて、家族揃って朝食。愚妻と共に入学式に行く子供を見送った。家には、上の子供と二人。静かだなと思ったら本を読んでいた。以前、盟友のO氏からプレゼントされた「新潮社の百冊」の中から、読まずにいたものを、読んでいると言う。後、十冊ほどで完読とのこと。上の子は、三年生となった。後一年で卒業、社会人となる。早いものだ。私はPCで原稿書き。目が疲れてウトウトすると、子供が、「お父さん。コーヒーでも入れる」。口うるさいが、頼りになる子になった。

午後に、入学式を終えて帰った来るふたりと横浜駅で待ち合わせて、遅いランチ。予約しておいた店に行く途中で、神奈川県維新協議会の義信塾が行っている街宣に遭遇。親しい同志たちに挨拶をする。小雨の中、街頭に立つ同志諸兄には頭が下がる。尊い姿だ。

一時間食べ放題の「しゃぶしゃぶ」。一人四千円也。好きな「しゃぶせん」というお店があったが、なくなってしまい、仕方がないのでフアミレスに毛の生えたようなお店だったが、まあ値段の割には美味しかった。

食後に、明日の食事の買い物をしてから帰宅。一時間ほど横になって、飲酒再開。城山三郎の『少しだけ、無理して生きる』(新潮文庫)を読みつつ独酌。

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花の雨 けむる祖国のさみしさよ。

2017-04-10 11:46:50 | 日記
四月八日(土)小雨。

横浜の桜が満開にならぬうちに雨か。野村先生の獄中句集『銀河蒼茫』の中の「春の句」に、「花の雨 けむる祖国のさみしさよ」というものがある。天気予報では、これから雨の日が続くと言う。正に菜の花の咲くころに降る雨で「菜種梅雨」か。野村先生が、河野邸焼き討ち事件にて十二年を過ごした千葉刑務所は明治時代からある古い刑務所である。先生の句の中にも、「八下独居は如何にも古めかしい造りなり、一句」と前置きして、「菜種梅雨 寒し便器は桶である」がある。

刑務所が水洗になる前は、房の便器は桶であった。網走も、古い時は、便器に用を足して、朝、出房の際に廊下に出しておくと、当番の者がそれを片づけていた。確か「錬成」とかいう名前の班だったと思う。大変な時代だった。

もう十年も前から、横浜の下町を流れる大岡川の川辺に咲く桜の下で家族の定点写真を撮っている。子供たちは、小学生から大学生となり、徐々に大人になって行く過程が見れて楽しいが、こちらは、当然ながら、反対に年々老いて行く姿が、ちょっと悲しい。特にこの二三年は、顔に老いが目立ち、写真を見ても、えっこれが俺かい・・・。と削除したくなる。生憎の小雨だが、二人の子供はビシッとスーツ姿。私もジーンズでは失礼と思いジャケットを羽織った。雨にも関わらず、花見の人で溢れており、露店には酔客の姿も。一駅歩いて弘明寺商店街の「花笠」で休憩。

その後、バーミヤンで食事をしてから帰宅。明日は、下の子供の大学の入学式である。夜は、のんびり風呂に入って、しばし独酌。

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トマホークにトマポーク。

2017-04-10 10:46:50 | 日記
四月七日(金)晴れ。

家のすぐ近くにファミマが出来てとても重宝している。氷やビールがきれた時や、少量の惣菜を買う時などに便利なのである。スーパーだと卵を買うつもりでも、つい他の物も買ってしまうので、余計なお金を使ってしまう。そこにゆくとコンビニは卵だけパッと買ってこれるから便利なのである。

そのファミマの品物で最近ハマっているのが、「極小粒納豆」とUCCの「職人の珈琲」の二つ。納豆は、水戸の「舟納豆」に勝るものを知らないが、取り寄せしなければならないので、盆暮の二回ぐらいになってしまう。どうしても食べたい時は、最近はファミマの物にしている。コーヒーも好きで、家にはサイフォンもあるが、一人で飲むときは、やはり一杯で飲みきりのほうが便利だ。

トランプが習近平と会談中に、シリアに対してトマホークを五十九発もぶっ放した。シリアが反政府軍に対して化学兵器を使用したと言うのが理由だそうだが、その事実の検証も終わらぬうちに、ドッカンか。アメリカは以前、イラクに大量破壊兵器があるとして、攻め入ったが、結局大量破壊兵器などなかった、と言うことがあるので、アメリカの「正義」というものは、あまりあてにならない。まあ北の首領様は肝をつぶしたのに違いないが、アメリカとしては、「ロシアが、しっかりシリアを見ていないと、アメリカはお灸を据えるよ。中国も北朝鮮をしっかり見なさい」というメッセージなのかもしれない。当然ながら平和ボケした日本と日本人に対する警告でもある、と言うことも忘れてはならない。

何でもトマホークは一発七千万円もするそうだ。それを五十九発か。四十一億三千万円の価値があるのかどうか。以前私が良く行っていたのが、横浜は曙町にある焼き鳥の名店の「千家」だ。そこのメニューに、トマトを豚肉で巻いて焼いたものが「トマポーク」。これは何本食べても、戦争にはならない。そうかイスラム教徒は豚肉は食べないから、アサドさんには無理か。近いうちに「千屋」でトマポークを食べながら今回のトマホークについて考えてみるか。

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