10月12日(火)曇り。
ちょっと体調が良いと飲みすぎてしまう。てなわけで目が覚めたのは10時近く。寝室の天井に、また「反省」の二文字を貼らなければ。好きなコオヒイをアイスから暖かいものに変えた。二日酔いの時は、どうしても午前中は何もする気がなくて、ただボーっとしている。のんびりとコオヒイを飲みながら新聞を読む。古希を過ぎて、小さい字が読みづらくなった。そろそろ老眼鏡でもこしらえるか。
最近、マロングラッセというケーキが流行っているという。栗を砂糖漬けしたものでフランスが発祥とのこと。ちょっと調べたらマロンは栗ではなくマロニエのことらしい。パリのシャンゼリゼ通りと言えばマロニエの並木。私が、そこを歩いたのは今から29年も前の事。野村先生のお供をしてローマ、シチリアを旅した折に、私がリクエストしてパリに寄った。ガイドの女性の方が、マロニエの木の下に落ちていた実を私にくれて「日本に持ち帰って、うまく行けば芽が出るかもしれません」。そう言われて3つほど持って帰ったが、残念ながら全滅だった。ナイトクラブ「リド」の帰りに、凱旋門の近くでアコーディオンとクラリネットのパリの「流し」つかまえて、「パリの空の下セーヌは流れる」を演奏してもらったことを思い出す。※平成4年(1992)パリにて。