白雲去来

蜷川正大の日々是口実

ボケ防止の読書。

2021-10-08 08:28:36 | 日記

10月4日(月)晴れ。

新内閣の誕生よりも、その人選の裏にある人間関係や派閥の思惑の方が面白い。新装開店セールではないが、何か目新しいことをやって国民の耳目を集めるというような衆愚に陥らないようにと思うことしきりである。そういえば、総理大臣と言えば、私よりもずっーと年上の人、というイメージがあった。しかし、民主党が政権を取った時の総理大臣だった野田佳彦さんは昭和32年生まれで、私よりも6歳も下であることに驚いた記憶がある。また安部晋三さんは私よりも3つ下の昭和29年生まれ、新しい総理の岸田文雄さんは野田さんと一緒の昭和32年の生まれ。これまでの歴代総理の中で3人が私よりも年下だ。だから何だ、と言われても困るが、自分が「年寄り」であるということを自覚する例えだ。えっ自覚がないの。と驚かれる人がいるかもしれませんが、そうです。全くないから困っています。

事務所にいると、書棚に随分前に読んだまま「積読」だけになっている本が山ほどある。こんな時にこそ、そんな本を再読したり、いつか読もうと思って買って置いた、手つかずにいる本を読めばよいのだが、背表紙を見ただけで、頭が拒否反応を示してしまう。「橘孝三郎」「北一輝」「大川周明」「保田與重郎」などの全集だ。娑婆に居たならまず読めないだろうなぁー。つくづく4年余の留学の時間があって良かったと思っている。それもほとんど一人部屋だったから読書をするには、これ以上の環境はなかった。今は、読みやすい本ばかり選んで読んでいる。まあ勉強の為よりも、ボケ防止のためと言った方が早い。

 


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のんびりとやっています。

2021-10-08 07:49:16 | 日記

10月3日(日)晴れ。

コロナは人を疎遠にする。と何度か書いた。会議も会合も、打ち合わせもほとんどなくなり、人と会う機会も減った。「たまには会いたい」と思う人たちとは、コロナ禍で会う口実もなくなり、気が付けば一年以上ご無沙汰、と言うよりも大げさに言えば音信不通状態となっている。紅灯の巷に最後に行ったのは何時だったかも思い出せないほど足が遠のいている。しかしこの歳になると、そういったことが苦にならない。新しい出会いに期待もしないし、ひっそりと暮らすのも悪くないと思っている。

出掛けないで飽きないのは、酒と肴に困らないことが大きい。自宅の近くにお年寄りの夫婦のやっている魚屋があって、マグロにカツオが新鮮かつ安い。また家から歩いて五分ぐらいの所にロピアと言うスーパーが出来た。ここは肉が安い。大げさではなく、安い焼き肉屋に行くなら、ここで肉を買った方が良いと思うくらいの物がある。車で10分も行くと中華の材料を売っているお店があって、餃子、焼売、春巻、ワンタンなどは、町中華以上、中華街以下の味である。※個人的な感想です。酒は「黒霧島」。まとめて一ダースも買っても、飲み屋へ行くよりもずーっと安いし、「黒霧島」がなくなる頃になると、盟友から「飲みすぎに気を付けて下さい」と「伊佐美」が届く。本はアマゾンで取り寄せ、映画はネットフリック、アマゾンプライム、ユーチューブで見る。引きこもりジジイ化しているが、一応週に二回は休肝日を設けている。気楽なものよ、と怒られそうだが、古希を過ぎてあくせくしても仕方がない。


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