白雲去来

蜷川正大の日々是口実

一本二万円の松茸だって。

2017-10-31 11:49:08 | 日記
十月二十八日(土)曇り。

くだらん話で(いつもだが)恐縮だが、カツオを買いに行く「そごう」の食品売り場の青果コーナーに、松茸が置いてあった。値段を見ると一本が二万円もする。誰が買うのだろうかと、いつも疑問に思う。またもし売れ残ったならどうするのだろうかと、他人ごとながら心配になる。

松の木の下に生えているから「松茸」。椎の木の原木に生えているキノコだから椎茸。現在では一年中出回っているが、自然のものは十月に入って、椎をはじめ楢、栗、樫などの原木に生える。これを「秋子」という。とは、楠本憲吉の『歳時記』からの受け売りである。

先日、中華街に行った折に、「上海蟹入荷」の張り紙を沢山見た。行きつけの寿司屋には「土瓶蒸し始めました」。とあった。月が改まれば、すぐに酉の市。秋が深まる。私が子供の頃は、二の酉ぐらいになるとオーバーを着たものだが、最近は、そこまで寒さが感じられない。酉の市に行ったとしても、何を買う訳ではないのだが、なぜか行かないとすっきりしない。酉の市が終れば、もう師走。少し前まで、暑い、暑いと騒いでいたのが嘘のようだ。また一つ歳をとるのか。嫌だなぁー。

夜は、新しく買った焼肉台で二度目の焼肉。大して高い肉を買ったわけではないのに、なぜかリッチな気持ちになる。珍しく赤ワインを飲んだ。
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