十一月十日(金)晴れ。
朝食は、お粥。二日酔いでもないのになぜお粥かと言えば、歯の調子が悪く、固いものが食べられないからである。午後一番で歯医者の予約を入れてあるので、夜は普通に食べられそうだ。
今日は、十日か。今は晩秋、冬がゆっくりと近づいてくる。という表現をするが、支払いもゆっくりしてほしいものだ。今年は、秋が短く、冬が駆け足で迫って来ている。何も支払いも歩調を合わなくてもいいのに。耳を覆いたくなる。
今日は、今月、入院手術をする盟友を囲んでの食事会。歯も直ったし、準備万端。お店は自宅に比較的近い所に出来た、こじゃれた料理屋に、久しぶりに仲良し三人が集まった。入院する盟友の紹介なのだが、中々の味。激励するつもりが、反対に励まされ、ご馳走になってしまった。申し訳なし。
そのお店では、私たちは個室に通された。私の席は、ガラス越しにカウンターが見える位置。そこに、妙齢のご夫人が一人で入って来てカウンターに座った。女性が一人で来るようなお店ではない。でも、知らない人のことを詮索する趣味はないので、すぐに我々三人で盛り上がった。この歳になれば、病気自慢に花が咲く。何気なくカウンターに目をやると、件の女性の隣には、いつの間にか男が来ていた。でも関係ない。良くある飲み屋の風景である。
盟友が、支払いのために個室を出て戻ってきた。驚いたように、その女性は、知り合いの方だと言う。会えば気軽に軽口をきく仲だと言うのに、今日に限って、知らぬふりをしているとのこと。もちろん女性のご主人も知り合いだそうだ。でも、一緒の男は、ご主人ではないと。帰りのタクシーの中で、「いやー驚いたけれど、向こうはもっと驚いたに違いない」。
「老子」の言葉に、天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪いことをすると、網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるというものがある。すなわち、天網恢恢疎にして漏らさず。いや女性を責めている訳ではありません。正に他山の石。我々も気をつけようと言うことに落ち着きました。
朝食は、お粥。二日酔いでもないのになぜお粥かと言えば、歯の調子が悪く、固いものが食べられないからである。午後一番で歯医者の予約を入れてあるので、夜は普通に食べられそうだ。
今日は、十日か。今は晩秋、冬がゆっくりと近づいてくる。という表現をするが、支払いもゆっくりしてほしいものだ。今年は、秋が短く、冬が駆け足で迫って来ている。何も支払いも歩調を合わなくてもいいのに。耳を覆いたくなる。
今日は、今月、入院手術をする盟友を囲んでの食事会。歯も直ったし、準備万端。お店は自宅に比較的近い所に出来た、こじゃれた料理屋に、久しぶりに仲良し三人が集まった。入院する盟友の紹介なのだが、中々の味。激励するつもりが、反対に励まされ、ご馳走になってしまった。申し訳なし。
そのお店では、私たちは個室に通された。私の席は、ガラス越しにカウンターが見える位置。そこに、妙齢のご夫人が一人で入って来てカウンターに座った。女性が一人で来るようなお店ではない。でも、知らない人のことを詮索する趣味はないので、すぐに我々三人で盛り上がった。この歳になれば、病気自慢に花が咲く。何気なくカウンターに目をやると、件の女性の隣には、いつの間にか男が来ていた。でも関係ない。良くある飲み屋の風景である。
盟友が、支払いのために個室を出て戻ってきた。驚いたように、その女性は、知り合いの方だと言う。会えば気軽に軽口をきく仲だと言うのに、今日に限って、知らぬふりをしているとのこと。もちろん女性のご主人も知り合いだそうだ。でも、一緒の男は、ご主人ではないと。帰りのタクシーの中で、「いやー驚いたけれど、向こうはもっと驚いたに違いない」。
「老子」の言葉に、天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪いことをすると、網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるというものがある。すなわち、天網恢恢疎にして漏らさず。いや女性を責めている訳ではありません。正に他山の石。我々も気をつけようと言うことに落ち着きました。