1月21日(日)雨。
雨が降って寒い一日だった。10時近くまで寝ていて、のそのそと起きてから遅い朝食。おでんに紅鮭。夜は、伊勢志摩の社友から送って頂いた牡蛎を堪能した。私は牡蛎料理が好きだ。夏牡蛎のようにあまり大きいのは苦手で、小ぶりの牡蛎に目がない。今回の殻付き牡蛎は、その私の好物サイズ。
レモンを沢山買ってきたので、まず生牡蛎。そしてオーブンを250度にして10分焼いてから殻を外して身を取り出す。ニンニクを沢山切って、オリーブオイルと塩コショウでアヒージョ。更に、外した牡蛎の水けをキッチンペーパーで取ってから、塩コショウして、茶こしで薄力粉をまぶす。ニンニクのみじん切りがオリーブオイルの中で良い香りが出てきたら牡蛎を入れてさっと炒める。そしてたっぷりのバターと仕上げに醤油で香りづけをしたら出来上がり。家族四人名で一人10個は平らげた。伊勢志摩の社友に感謝である。
過日、テレビで警察の150年史を見た。その警察の事件史の中で、記憶に残ったのが「ルーシー・ブラックマン事件」だった。その事件は、今から24年前の、平成12年年7月に神奈川県三浦市でイギリス人女性ルーシー・ブラックマン が強姦されて死亡した事件。元英国航空乗務員で、ホステスとして六本木で働いていたブラックマンが、友人に連絡後に行方不明になった。3日後には、男からブラックマンの友人に電話があり、不審に思った友人が警察に捜索願を出した。容疑者として逮捕された男は、200人以上の女性を、逗子マリーナにある所有のマンションに連れ込み、酒や薬で眠らせてから暴行する、という異常な男だった。
その事件について書かれた本を読んでみようと思って、アマゾンで買ったのが、日本在住10年の英紙「ザ・タイムス」の東京支局長だったリチャード・ロイド・バリーという人が書いた『黒い迷宮』(早川書房)という520頁の本と、高尾昌司氏の『刑事たちの挽歌ー警視庁捜査一課・ルーシー事件』(文春文庫)の二冊。著者の高尾氏は、一九四六年東京都生まれ。米海軍第7艦隊司令部従軍記者章取得後、台湾、タイに駐在。アジア各国の紛争取材を経て帰国。湾岸戦争でもイラクに一ヵ月余り滞在。『週刊ポスト』や『週刊現代』などの週刊誌を中心に活躍。豊富な警察人脈をもとに、オウム真理教事件、和歌山毒物混入カレー事件、世田谷一家殺人事件などを追い続ける。(同著・著者紹介)今日はここまで。
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