今日は母親の三回忌で、午前中お寺に行ってきた。20分ほどのお経を聞いて、帰ってきた。私たち夫婦と妹と、近くに住んでいる伯母(母親の姉)だけが参列した。お布施3万円に食事代1万円を支払った。七回忌は父親の何回忌かと合わせて行い、それで終わりになるのだろう。父親と母親の兄弟も次々に亡くなり、残っている人たちも施設に入って介護を受けたりしている。葬儀の時にしか会わないいとこたちも、中年から老年に差し掛かっている。昼に病院に来て、車に喪服の上着とネクタイを置いて、病院に入った。
今日は大学病院から肺癌の66歳男性が転院してきた。先月に呼吸困難で隣町の病院に救急搬入された。喫煙者でCOPDがあり、当初はCOPDの肺炎併発による増悪と思われたらしいが、右肺癌ご判明して大学病院へ転送された。精査したが、右気管支から出た癌で癌治療はできないと判断され(COPDで肺機能は悪い)、BSCのみとなった。後は近くの病院でと当院に紹介された。住所からは当院が一番近い。どうもその日の当院の当直医が受け入れを断ったらしい。ただ、受け入れたとしても、当院で手におえず、基幹病院呼吸器科へ転送した可能性が高い。そうなったとしても、診断がついて治療方針がBSCとなれば当院に戻されるので、結局あるべき形になったともいえる。