『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

練馬の4月例会は、5名で。

2019-04-14 19:29:03 | 日記

 冷え込みが続き、桜も花をもたせて美しさを見せ続けている11日、練馬駅前の『アンデス』の奥まった席で、練馬の『世界』を読む会4月例会が行なわれました。いつもの5名の言いたい放題、読者会です。
  「権威主義」という概念は、以前はあまり聞かなかったような。ポピュリズム、そして民主主義。『世界』についていかないと、言葉がよそのものになってしまいます。
 冷戦期の資本主義側に、まれに見る形で現れた社会民主主義的な自由民主主義。それが、冷戦の終結で、むき出しの利益追求のグローバル金融資本主義が暴れまくり、その反動が起きるというような現状。
 ベネズエラの事態を考える時、左派の側にある権威主義というものへの対応が問題になる……。なかなか、難しい。    

 今回の共通テーマは、
○ 巻さん提案の   「ベネズエラで何が起きているか」   伊高浩昭
○ 櫻井さん提案の   「進化する権威主義」         宇山智彦
○ 須山提案の   「見過ごされる「ポピュリストなき独裁」」         
                                     中野晃一
○ 伊藤さん提案の   「都構想・万博・カジノ」        森 裕之     
○ 青木さん提案の   「地域をつくる図書館」        大江正章
                                 でした。

その他のお薦めは、以下のモノでした。
● 巻  「辺野古に積み重ねられた記憶について」  
                                    熊本博之
● 櫻井 「記憶を正義のために」       グラシエラ・ガルシア=ロメロ
● 伊藤 「「創造都市」が生む未曽有の格差社会」    
                                    矢作 弘
● 須山 「被災地復興と幸福感」              五十嵐敬喜     
                               でした。

               

  ◎ 練馬の『世界』を読む会、5月例会 の予定

●日 時 5月9日(木) 午後6時
●場 所 喫茶アンデス
     練馬区豊玉北5-17-9 井上ビル 2F
      電話 03-5999-8291
      練馬駅[A2]から徒歩約1分
●持ち物 雑誌『世界』5月号
○共通テーマ
   「アベノミクス 病理の淵源」             伊東光晴
   「歪められる政策形成」              内田聖子
   「県民投票はどのような地平を拓いたか」   武田真一郎
   「ポスト「教授会自治」時代における大学自治」
                                   広田照幸
   「動労運動への共謀罪型弾圧が始まっている」
                                   海渡雄一

● 連絡先 須山        suyaman51@mail.goo.ne.jp

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