『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

東久留米の『世界』・9月例会はzoomで、4名で。

2021-09-09 19:46:08 | 日記
 東久留米の『世界』9月例会・zoomの報告
 
 9月8日(水)、『世界』を読む会の先陣を切って、東久留米の『世界』を読む会・9月例会が行われました。今回もzoom開催で、このところ同じ4名の参加でした。
 
 第1テーマ、・「ビジネスと人権」伊藤和子
 ・先進国は途上国にツケを回しているので、他所の国の事情を知ることは私たちの責任に属することだな。例えば、ミャンマーやアフガニスタンを忘れないこと。欧米の消費者に比べて日本人の意識は低いのはどうしてなんだろう。やはりメディア、テレビかな?
企業に、政府に、公務員に、「情報開示」を求めることが大切だな。日本の市民は職場以外で意見を交わすような習慣がないなあ。どうして結びつけばいいのだろう。
 場を作ること。意見表明すると、対話の出発点になること。などと、話していたら、参加者一名が、写真のようなパネルを画面に。国会前に立ったそうです。こういうパフォーマンスが急に出来るのは、zoomのよいところ。
 
 第2テーマ、・「緊張する米中関係と日本外交の針路」河野洋平
 まず、息子とどうしてこんなに違うの? 別人格という答え。「自制」対「煽り」。「煽り」で生きる論者や政治家がいっぱい。日本は教科書も領土問題の「煽り」の側に。なかなか平和への道は厳しい。「東アジア共同体」という概念は、自民党から全ての政党が使ったことのあるもののようで、ひたすら軍拡に進む政権ですが、選挙の争点として各党のアジア政策を比べたいものです。
 
 第3テーマ、・「東アジアINF条約というリアリティ」前田哲男
 ロケット花火は楽しいけれど、ミサイルは。中国文化の花火が日本で花開いて、そんな交流が出来る世界にしたいね。こんなに沖縄方面にミサイルが配備されていること、ニュースは伝えていない、みんな知らない。
 今日は、どの話題でも市民のあり方、市民としての自分のあり方に話が行きました。
 
今月のその他のお勧めは
  ・須山 「戦後日本の主権と領土」      古関彰一
      「辺境からみるミャンマー政変」   今村真央
           でした。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会、10月例会のお知らせ
  ●日 時 10月13日(水) 午後6時
  ●会 場 東久留米市民プラザ会議室
     zoomによるオンライン開催となるかも知れません。
     その時はお知らせします。
  ●持ち物 雑誌『世界』10月号
  ○共通テーマ
  ・「アフガン政権崩壊」             東 大作 
  ・「気候崩壊と脱成長コミュニズム」       斎藤幸平
  ・「「五輪敗戦」のツケを払うのは誰か?」   上野千鶴子
  ・「食と農をめぐるパンデミック500日」    谷口吉光
 
  ※ 第2水曜が定例です。ご承知ください。
  ※ 他に、昼の部として、第3水曜、4時からもあります。
  ● 連絡先 須山
            suyaman51@mail.goo.ne.jp
 
 
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