東久留米の『世界』昼の部、7月例会の報告
東久留米の『世界』を読む会・昼の部・7月例会は、20日(水)、4時~、生涯学習センター集会会議室3で、4名で行われました。
今月のテーマは
・藤原帰一「抑止とその限界」
・松井芳郎「多国間主義の危機」
・渡辺豪「沖縄・半世紀の群像 牛島貞満」
でした。
ウクライナ戦争が長期化する中で、戦争の見通し、解決への見通しを求めて模索する議論が行なわれました。
「抑止の破綻」の中で、逆に「抑止論」がせり出している状況ですが、通常兵器による「抑止」、「核抑止」について、明確な論理を持った批判ができるか、議論を闘わせました。「力」を制する「文」への努力が単に理想主義だと軽視すべきではないとはいえ、「力」が跋扈する現実の前で、「文」は悪戦苦闘の現実を感じました。
参議院選挙を終えた政治状況は、憲法九条がいよいよ正念場を迎えそうで、『世界』の9月号は、きっと「憲法」「憲法九条」がテーマになるだろう、との声、安倍事件もあって「統一教会」もテーマに出てくるのではとの声がありました。果たして?
「牛島満と沖縄戦」講師:牛島貞満・8月7日(日)・立川アイムホール、の紹介もありました。
■ その他の7月号のお薦めは
・西崎 「ロシア正教という要素」 寺島実郎
・須山 「台湾有事と集団的自衛権」 宮﨑礼壹
でした。
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)8月例会のお知らせ
●日 時 8月17日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター集会学習室5
●持ち物 雑誌『世界』8月号
○共通テーマ
・「メディアは自らを改革できるか」 南 彰
・「新たな歴史を紡ぐアメリカ新世代の労働運動」松元ちえ
・「サイバー警察局の設置は何を意味しているか」村井敏邦
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com

