『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

東久留米の『世界』を読む会・zoom・7月例会は4名で。

2024-07-11 15:53:34 | 日記
東久留米の『世界』zoom・7月例会の報告
 
 東久留米の『世界』を読む会・zoomの7月例会は、7月10日(水)、午後7時より、4名の参加で行なわれました。
 
■ 今月のテーマは
 ・溝渕正季「中東を揺るがす「影の戦争」」
 ・吉田敏浩「佐賀空港にオスプレイはいらない」
 ・古波藏 契「沖縄戦後史 故郷の喪失と創造」
 の、3本でした。
 
第一テーマ・溝渕正季「中東を揺るがす「影の戦争」」
 イランとアメリカ、イスラエルとの関係の構図が捉えられる文章だった。「ナメられたら負け」という「抑止力論」に覆われた、戦争の危機を内包した状態は、戦争に覆われた世界の縮図のようだ。中東のことをもっと知るようにしたい。日本はイランと石油輸入で第5位という結びつきのある国なのだ。
 https://www.youtube.com/watch?v=l3QxT-w3WMo
第二テーマ・吉田敏浩「佐賀空港にオスプレイはいらない」
 日本の戦争への道がここまで来たか。沖縄の問題だと思っていられない。本土の港や空港が軍事運用できるようになることは、各地で反基地闘争が必要な局面だ。オスプレイを輸入しているのは日本だけ、という異常事態。
第三テーマ・古波藏 契「沖縄戦後史 故郷の喪失と創造」
 社会学者の文章なのに、実証的な考察が全くなされていないで、ロストウの理論をなぞっているばかりだ。島ぐるみ闘争の、闘っている人びとを見ている気がしない。
 などと話し合いました。
 
■7月号のその他のお勧めは
 ・野口 「神宮外苑再開発とスポーツ利権を問う」
                 大方潤一郎×佐々木実
 ・須山 「スポーツ賭博はいかにしてアメリカ文化の一部となったか」
                  エリック・リプトン
     「分断を深める/乗り越える「ナラティブ」」
                  渡辺祐真/スケザネ
   でした。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会、8月例会のお知らせ
 ●日 時 8月14日(水) 午後7時
 ●zoomでのオンライン開催
  参加希望の方は、メールを下さい。案内を送ります。
 ●持ち物 雑誌『世界』8月号
 ○共通テーマ
 ・「警察腐敗 内部告発者はなぜ逮捕されたのか」   青木 理
 ・「なぜ国際刑事裁判所は、ネタニヤフ首相の逮捕状を請求したか」
                        下谷内奈緒
 ・「法を平等に適用しなければ、種としての人類が崩壊する」
                      カリム・カーン
 ・「日本学術会議 任命拒否の理由開示を求めて」
                    加藤陽子、岡田正則
 ※ 第2水曜が定例です。ご承知ください。
 ※ 他に、昼の部として、第3水曜、4時から会場で行なう会もあります。
 ● 連絡先 須山
               suyaman50@gmail.com
 
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