『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

東久留米の『世界』を読む会・昼の部、9月例会は、8名で。

2024-09-19 17:29:20 | 日記
東久留米の『世界』を読む会・昼の部、9月例会の報告
 
 東久留米の『世界』を読む会・昼の部、9月例会が、9月18日(水)、午後4時から、生涯学習センター集会学習室3で、8名の参加で行われました。
 
■ 今月のテーマは、
 ・三牧聖子「カマラ・ハリスは脱皮できるか」
 ・金本麻理子×高遠菜穂子「紛争地の生とかかわり続けて」
 ・津田 環「『セクシー田中さん』とジェンダー問題」
     の3本でした。
 
◎ 第1テーマ・三牧聖子「カマラ・ハリスは脱皮できるか」
 三牧さんの論稿に対して、重要な指摘で考えさせられたという意見と、偏った意見で考察に値しないという意見とがありました。副大統領候補にヴァンスが出てきたことで、大統領選挙が、フェニムズム対反フェミニズムという構図になったこと。ハリスがガザ戦争への態度などから「ホワイト・フェニミズム」と批判されていて、果たして、世界を変えるようなことが起きるのだろうか。「タフな男性」、暴力容認のアメリカが、女性大統領の誕生で大きな変化を生むだろうか。
◎ 第2テーマ・金本麻理子×高遠菜穂子「紛争地の生とかかわり続けて」
 優れたNHKのドキュメンタリーの制作者である金本さん、そして難民問題という世界の重大問題に果敢に取り組む高遠さん、の二人の活動に敬意を抱く。もう少し若かったら、応援に行きたい位だ。別の論稿にもある戦争のもたらすPTSDの問題は重要なことだ。
◎ 第3テーマ・津田 環「『セクシー田中さん』とジェンダー問題」
 『セクシー田中さん』の漫画もテレビも見ていない参加者が多かったですが、作者が深刻に考えるジェンダー問題をラブコメに変えてしまうという原作者のアイデンティティを無視する横暴なテレビ局の態度はひどいもので、有能な作家を殺した重大問題だ。
  などと、話し合いました。
 
■ 9月号のその他のお勧めは
・須山 「三淵忠彦最高裁長官はいかに誕生したか」 赤坂幸一
      でした。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)10月例会のお知らせ
 ●日 時 10月16日(水) 午後4時
 ●場 所 生涯学習センター・集会学習室4
 ●持ち物 雑誌『世界』10月号
 ○共通テーマ
 ・「ハマース指導者暗殺は何をもたらすか」 山本健介
 ・「「トランプ王国」は続くのか」     金成隆一
 ・「転がる石に苔は生える」        小栗宏太
 ※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
 ※ この他に、zoomでの『世界』を読む会が、第2水曜の、午後7時からで開催されています。参加希望の方は、メールで申し込んで下さい。
 ● 連絡先 須山
                 suyaman50@gmail.com
 
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