『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

練馬の『世界』を読む会・11月例会は6名で。

2021-11-20 18:07:02 | 日記
 練馬の『世界』を読む会・11月例会の報告
 
 11月18日(木)午後1時から、練馬の『世界』を読む会・11月例会が、定例会場となった光が丘図書館で行なわれました。6名の参加でした。
 いつものように、巻さんの手作りのお菓子(今回も好評のチーズケーキ)と誰かさんの差し入れのチョコ、コーヒーで、美味しく楽しく行なわれました。
 
■ 今月のテーマは
・「コロナ戦記 最終回」      山岡淳一郎
・「対テロ戦争の時代を超えて」    栗田禎子
・「反平等という想念」        酒井隆史
・「関西生コン弾圧と産業労働運動、そしてジャーナリスト・ユニオン」 
                   花田達朗
  でした。
 
 選挙の結果も、日本の社会の状況も、世界の先行きも、問題だらけで希望が見えにくい現状ですが、この「世界」を読む会の場は思い切り発言でき、勇気が沸く場だな、と感じました。やはり、こういう場は大切だ。
 コロナの総括は欠かせないことですが、果たして日本社会はやっているだろうか。コロナだけでなく、何から何まで「反省」「総括」をしない国になっているようだ、と嘆きの声でした。医療の充実、病床の確保、医師不足の解決など、明らかになっている課題に果たしてどれだけ取り組んで、迫り来る第六波を迎えるのでしょうか。欧米では、病室は個室が当たり前だそうですが、日本の当たり前に浸りきってしまっていますね。
 アフガン、中東の戦争について、私たちの受け取る情報はアメリカ側のものに偏っていたな。アフガンの事態は日本は他人事ではなく、自らのこととして「総括」が必要だし、これからの対応の責任もあるのですね。
 「反平等という想念」は、難しい、もっと優しく書いてという感想が多かったです。「もう一つの世界は可能だ」という認識、現状に目をつむらないで「居心地の悪さ」を何とかしようとする思いを、人間の光として大事にしたいと思いました。
 「関西生コン」の産業別労働組合を形成する課題は、自己責任論におされてしまっている現状を打ち破って、「連帯」をどう作るか、日本の現状では重い課題だと感じました。
 
 ■10月号のお薦めは
  ・青木 「安倍マリオからずっとうさん臭かった」 
                       プチ鹿島
          でした。
 
  ◎ 練馬の『世界』を読む会、12月例会 の予定
   ●日 時 12月16日(木) 午後1時~4時
   ●場 所 光が丘図書館
   ●持ち物 雑誌『世界』12月号
   ○共通テーマ
   ・「「ニュース女子」事件とは何だったのか」  辛淑玉
   ・「日本における学術と政治」        岡田正則
   ・「メルケルとは何だったのか」       板橋拓己
   ・「コロナと法」              永井幸寿
   ● 連絡先 須山
           suyaman50@gmail.com
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