東久留米の『世界』昼の部、11月例会の報告
11月17日(水)、東久留米の『世界』を読む会・昼の部の11月例会が行われました。新しい方が2名参加で、6名の会でした。
第一テーマ 栗田禎子「対テロ戦争の時代を超えて」、谷山博史「対テロ戦争とは何だったのか」
・世界最大の宗教イスラームは独特のものであるが、私たちの理解は遅れていて、知ることが必要だ。
・内側からの民主化を目指すことが大切だが、道のりは簡単ではないだろう。
・軍閥があったり、日本の戦国時代のような状況で、統一国家が成立している状況とは言えないことがある。
・日本の役割は軍事的なことではなく、中村哲さんが導いたような平和、民政援助で世界をリードすることができるだろう。
・タリバーンとの対話のテーブルを持つことは大切で、そこにも日本の役割があるだろう。
など、話し合いました。
第二テーマ 寺島実郎「日本経済・再生への道筋(中)」
・「新しい資本主義」をダウンロードして読んでみたが、「ステークホルダー資本主義」、「成長と分配の好循環」ということを言っている。うまくいけばよいが。
・日本の技術力の遅れを指摘しているのは、いつもの主張だ。
・食と農、医療の重視と言っているのは、「脱成長」に繋がる思考なのか。
・「脱成長」は、共産主義か宗教かというような批判的な捉え方をしている。
・かつての「成長」一辺倒の考え方は少なくなっていて、「持続可能」とか「循環」とかいう考えが広がっている。
など、話し合いました。
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)12月例会のお知らせ
●日 時 12月15日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター集会学習室1
●持ち物 雑誌『世界』12月号
○共通テーマ
・「日本における学術と政治」 岡田正則
・「メルケルとは何者だったのか」 板橋拓己
・「メルケル後 ドイツの選択(上)」 梶村太一郎
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
